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「オキーフとその時代」展@名古屋ボストン美術館

2004年12月25日
鹿の頭蓋骨とぺダーナルホテルをチェックアウトしたあと、同じビル内の名古屋ボストン美術館でやっている「オキーフとその時代-レーン・コレクション アメリカンモダニズム」展を見に行った。
名古屋ボストン美術館はアメリカのボストン美術館と提携していて、あちらの所蔵品を貸してもらって展示するという方式の美術館である。ここにはちょうど一年前、デューラー展を見に来たことがある。なんか毎年クリスマスはボストン美術館じゃん(笑)。

今回の展覧会は、ボストン美術館のレーン・コレクションからのもので、ジョージア・オキーフの作品を中心にアメリカン・モダンアートの源流を探る、という趣旨である。私はオキーフが大好きである。9月にニューヨークに行った時もオキーフの作品を見て、画集も買ってきた。今回はオキーフの絵は5枚くらいだが、やはり生で見る彼女の絵はほんとに色彩が美しい。特に「鹿の頭蓋骨とぺダーナル」(左の絵)は、乾いたニューメキシコの澄んだ空気を感じさせるような、とても清らかな色彩だ。私がオキーフの絵で好きなのは、やっぱり彼女の色遣いだ。この絵に代表されるような後年のニューメキシコのアトリエから見える風景でも、この前の作風である花を大きく拡大したものも、抽象画も、オキーフの色遣いは独特の濁りのない美しさだ。

鉱石から鉄へ他の同時代の画家の作品もたくさんあって、特に気に入ったのはチャールズ・シーラーという人の「鉱石から鉄へ」という作品だ。インダストリアルなモチーフももちろんいい感じだけど、美しい色彩を使って切り絵のように描いていて、なんだかとても心惹かれた。この人の他の作品もチェックしてみよう。

会場にあった解説を読んでいると、アメリカのモダンアートには写真家アルフレッド・スティーグリッツのギャラリー「291」が重要な働きをしていることがよく分かった。スティーグリッツは才能ある画家を発掘して、自分のギャラリーで数々の個展を開いていたそうで、オキーフ(後に彼と結婚)もこのギャラリーで紹介されて知名度が上がっていったそうだ。オキーフとスティーグリッツはこの前のNY旅行の裏テーマだったな。

全体的に展示数はそれほど多くないけど、コンパクトにポイントを絞って明快な展覧会だった。

■名古屋ボストン美術館
名古屋市中区金山町1-1-1 Map
Tel. 052-684-0101
http://www.nagoya-boston.or.jp/
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