スポンサーサイト

--年--月--日
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

JK FLESH / GOTH-TRAD / DREAMPV$HER at O-Nest, Shibuya, Tokyo(7/21, 2015)

2015年07月30日
jkflesh4.jpg

今回はGodfleshの単独東名阪ツアーで来日した彼らだが、去年のようにJustinのソロのJK FLESHのエクストラショウも行われる事に。先週の土曜に行った名古屋ハックフィンでのGodfleshライブの後でJustinとBennyとおしゃべりするというとんでもないチャンスに恵まれ、Justin本人から「JK FLESHにも来てよ~」と言われりゃそりゃもう行かない訳には・・・(;´Д`)
今回は厳しい財政事情により東京行きはやめようかと思っていたのだが、案の定行く事になりました。だって2年間は再来日はしないって言うし、今回のJK FLESHでは新曲やるって言うし!

1年振りの帰郷。うだりそうな暑さの渋谷でレコード屋を物色してから、通い慣れたO-Nestへ!
O-WestではV系のライブがあるらしく、長い行列で整理券順に入場していたが、Nestに入ると……あああ中がよ~く見渡せるよ(´Д` )

火曜日だし、すごいJustinファンのフォロワーさんも仕事で来られなくなってしまった。そういう人も結構いたんでは。
去年はRussian Circlesがトリだったから、その動員で平日でもわりと埋まってたけど、今回のメンツはライブハウスよりもクラブで深夜に見たいような感じだから、平日の早い時間っていうのはなかなか厳しかったな。

まぁそんな感じで呼吸もしやすい入りの中w、最初のDREAMPV$HERが始まった。
二人組で、テーブルの上はなんか配線ウネウネ。モジュラーシンセを使ってるらしい。しばらく様子見だったが、次第に気持ちのいいビートに乗ってきて、身体が自然と動く。
ミニマルでなんとなく'80sっぽい感触のビートに、やはりどこかレトロな音色のエレクトロニクスサウンドが絡むような演奏なのだが、パフォーマンスが進むに連れて覚醒してくるような、面白いステージだった。ドローンノイズとかそういう系ではなくて、軽やかでユニークな音世界が次々に広がっていくような、そんなステージだった。今後の活躍が楽しみなデュオだ。

◼︎DREAMPV$HER↓




さて、転換があっという間に終わって、GOTH-TRADだ!彼の名前は内外のいろんな所で見ていたので、前からライブを見てみたかったアーティストだ。
テーブルの上のケーブルが太い白なのがなんかかっこいい。
爆撃音のようなアグレッシブなノイズからスタートすると、もうこういうの大好物なんでガシッとハートをつかまれる。TwitterでJustinから多大な影響を受けたと書いてるのを見たが、確かにそういう痕跡はあちこちに感じられる。ドシっとした重さのあるベースラインに、カチッとした硬質なエレクトロニクス、というような所に。
しかしそれだけではなく、どこか色気のある、艶やかな感触が全編に漂っていたのが印象的だった。攻撃性と滑らかな質感の多重奏は、次第に大きなうねりとなってどんどん聴衆を引き込んでいく。この手腕はさすがだと思った。熟練した職人のようだった。
最後は女性Voのサンプリングを使った美しい曲で締められたが、このメロディーライン、なんか聴き覚えあるような気もするけどなんだっけ?と後日ツイートしたら、ゴストラ先生直々にこの曲だと教えていただきました!
ほんとに素晴らしいセットで、陶酔いたしました。どことなくエレガントな感じもあって。また見たい!

◼︎GOTH-TRAD↓




こういう形式のライブは、転換が早い!最後のJK FLESHもすぐに始まった。
去年のJK FLESHはソロなのにいつもの向かって右側でやっていたが、今回は真ん中で。それに去年と違ってギターがない!
「ギターを弾くJustinが好きなのに~」と思ったが、それはすぐに間違いだと気付かされた。

名古屋でJustinから今回は新曲をプレイすると聞かされていたが、旧曲と半々くらいのセットかな~、と思っていたらなんとほぼ全曲新曲!いやほぼじゃなくて全部新曲だったかも。
去年は緑色のウインドブレーカーのフードをすっぽり被る「JK FLESHスタイル」だったが、今回はデニムシャツを首元までキッチリボタンを留めていた。
ラップトップとシンプルなエフェクター類という機材は去年とあまり変わらなかったが(いや去年よりシンプルだったかも)、クールな佇まい。ハックフィンであんなに熱く演奏していたのが嘘のよう。
去年のJK FLESHもクールな感じではあったが、時折ロックっぽさを感じさせるアクションがあったり、絶叫ヴォーカルもあった。

しかし今回はヴォーカルもギターもアクションもなし、あえてそういうロック的な要素を排除し、淡々とクールにプレイ。
音は以前よりもずっとダンスミュージックに近づいた感じで、重くザラついたビートなのはやはりJustinらしいが、ヘッドバンギングよりも腰が動いてしまう!
以前のJK FLESHは、ダブステップ的サウンドを取り込みながらもやはりどこかにロック感があり、打ち込みとロックのGodfleshと多少方向性が被る部分もあった。しかしそこはさすがJustin、プロジェクトごとの違いをよりハッキリさせる事にしたようだ。

前半はクールにラップトップの画面を覗き込んでいたJustinだが、後半、だんだん場内の熱気がヒートアップしてくると、頭フリフリ。観客は重量級のコンクリートビートに踊り狂う!
明らかに今までのJK FLESHとは違う、第2章のスタートを、この目で目撃する事が出来てほんとにラッキーだった。わざわざ名古屋から帰ってきてよかった!
この新しいJK FLESHのセットは多分世界で初めて東京でプレイしたと思うし
(今年1月のベルリンのCTMフェスティバルにJK FLESH名義で出演したが、その時の写真は去年の東京と同じ緑フードでマイクを握っているので、今までのセットと同じだと思われる)、生で初めて聴いた、それほど大勢ではない( ;´Д`)聴衆の一人だった事に興奮する!東京にいたのにこれを見なかったJKBファンはほんとにもったいない!

我を忘れてガキゴキハイパーダンスビートに踊り狂い、汗だくで最高潮に達した所でライブ終了。Justinペコリとお辞儀して退場。ほんとにかっこよかったので観衆は拍手を続けてアンコールを待つが、残酷にも明かりが点いてBGMが。まぁこういうセットの場合はアンコールとかないか~。

JK FLESHの新作は今年11月のリリースを予定しているとJustinが言っていたので、これは本当に楽しみだ!今までの作品よりも相当ダンサブルになっているはず。早く聴きたい!

◼︎JK FLESH↓











↑今回はこういう「後ろを向く」というアクションがw




ライブ終了後、外に出てフォロワーさんとちょっとJustinを待ってみたのだが、時間切れで残念ながら退散。
O-WestのV系の物販を下でやっていたので、その客が溢れかえっていて、Justinも出にくい雰囲気だったと思う。出て来た所で「誰あの外人」扱いだよ( ;´Д`)
名古屋からちゃんと見に来たよ!とJustinに報告したかったんだけど~!


後から思い返して、まだまだたくさんJustinに聞いてみたい事があったんだけどな。まず、

・今年と来年、GodfleshはシカゴのCold Waves Festivalと、シェフィールドのResistanz Festivalの二つのインダストリアルフェスに出る。今までは大きなメタルフェスや、doom/experimental系のフェスにはよく出ていたが、インダストリアルフェスには出た事はなかった。これはやはり、彼らは自分達をインダストリアルバンドだと認識しているからなのかどうか、是非聞いてみたかった。

・Justinのレーベル、Avalanche Recordingsの名前は、Godfleshと同じくロック界の頑固なドラムマシン使いである、Sisters of Mercyのドラムマシン「Doktor Avalanche」にちなんだものなのかどうか。でもJustinが特にSistersが好きだとかいう話は聞いた事ないしな~。これ、ずーーーーっと昔から気になってる事。

・Bennyのアルバムのクレジットはずっと「G.C. Green」だったが、"Decline and Fall"以降は「B.C. Green」になっているのはなぜか。みんなBennyって呼んでるからかな。

・アルバムジャケやライナーに映画のスチルをよく使っていたり、ライブでのバック映像にアート系のサイレント映画を使っていたりと、どう考えても映画好きと思われるが、その辺について語っているインタビューはあまり読んだ事がないのでいろいろ聞いてみたかった。

・それと、"A World Lit Only by Fire"にTed Parsonsのドラムを入れたリミックスアルバムが出る予定だと以前Justinが言ってたが、このリリース日を聞くの忘れた!
あとTechno Animalの版権がJustinとKevinに戻ってきたので、少なくとも再発はする予定だというのをTwitterでファンに返信しているのを見たが、この具体的な事も聞けばよかった!

他にも後から後から聞いてみたかった事が出てくるな~。

とにかく、最高のライブ2本と、Godfleshの二人と話せた、という素晴らしい数日間だった。
前回のGodflesh来日は、Godflesh復活を宣言するような内容だったが、今回は明らかに彼らが過去を再現するだけのバンドではなく、依然進化し続けているバンドだという事を見せつけられた。これが何より私がGodflesh/その他数多くのJustinのプロジェクトが好きな理由だ。

2年は見られないのは残念だが、次の展開を心より楽しみにしている。
スポンサーサイト
Comment

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。