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leave them all behind 2014(Jesu, MONO, Russian Circles, Cohol) @代官山Unit(7.12,2014)

2014年07月24日
およそ1年8ヶ月ぶりのleave them all behind!前回のltabではまさかのGodflesh来日!もう最高過ぎるライブに1年近くその熱狂が収まらず、熱病のようにJustin Broadrick関連のものを買い漁っていたのであったw
今回はJesuをヘッドライナーに迎え、私も前回以来の帰京となった。Jesuが来るだけでも大興奮なのに、今回はエクストラ・ショウとしてJK Fleshのライブもやってくれるとあって、これはもう両方行くしかない。しかし微妙に日にちが空いたスケジュールなので、名古屋-東京間を2往復、それぞれ一泊で、もう私はスッカラカンになったが、それに見合う、人生最大の素晴らしい経験をしたのであった!

今回のltabが迫った週は「最大級」という台風がやって来ていて、飛行機が飛ばないんじゃないかとヒヤヒヤしていたが、意外とあっさり台風は弱ってくれて、無事Jesu入国。










7月12日は台風一過でカンカン照りのいい天気。新幹線に乗って、いざ東京へ!↑のDaymareさんのツイートに萌え死にw 前々からJustinは仙人みたいな人なんだろうな、とは思っていたが、妖精さんとはw きっと、ピュアで多少天然っぽい所がある人なんだろう。これとかw ↓ 愛されキャラなんだろうな。




代官山Unitに着くと、もうトップバッターのCoholが始まっていた。彼らは東京のポスト・ブラックメタルということで、事前に試聴した限りではDeafheavenみたいな感じの音だった。
3ピースで、スローで重く、アトモスフェリックなサウンドを大音量で奏でていた。まぁ厳密には、私個人はあまりこういう音が好きではない。ちょっとウェットな感じなんで。でも、演奏は思いの外タイトで、今後すごく伸びそうなバンドだ。フランスのレーベルと契約してアルバムが出るそうなんで、これからワールドワイドでの活躍が期待される。日本のシーンでもこういう音は人気があるし、ライブをどんどん重ねて頑張って欲しい。


次はシカゴのポスト・メタル最右翼というRussian Circles。今回Jesu以外の出演バンドは、先入観を持たないようにサクッと数曲試聴して傾向をつかんだだけにしておいたが、Russian Circlesは一番私の好みに合いそうだった。
彼らも3ピースだが、たった3人で演奏しているとは思えない、スケールの大きなサウンドで、一気に引き込まれる!
ヴォーカルなしのインストゥルメンタルなのだが、非常に空間を感じさせる音で、荒れ狂う海原を空撮で見ているような、そんなイメージのサウンドだ。
演奏はキュッと引き締まった硬質な音で、メンバーみんなすごく上手い。中でもベースがガッシガシいっててめちゃめちゃかっこいい!Pelicanと仲がいいそうだが、納得。Pelicanも好きだし。これはもう完全に私の好きなタイプの音だ。全身を音が包み込み、お酒も回ってきて超気持ちいい!久し振りのライブで、「ああ、これだよこれ!」と心の底から思った瞬間だった。
会場の空気も嵐のようにうねっているように感じ、一気に走り抜けた所で終了。もっと聴きたかったが、15日には彼らがヘッドライナーのエクストラ・ショウを見に行く事だし。15日はもちろんJK Fleshが目当てで、正直Russian Circlesを2回も見るのか(;´Д`)と思っていたが、意外や意外、次が非常に楽しみになった。ヘッドライナーだから今回よりも長く演奏してくれるだろうし。

RC1.jpg

↑Russian Circles


次は日本はもちろん、海外でも非常に人気のあるMONO。彼らも前回ltabのenvy同様、何度かニアミスで見られそうな機会はあったのだが、今回が初めて。
最初、後ろの方で見ていたのだが、真ん中のベースの女性以外よく見えない。と、思うと時々彼女の横に髪の毛が見える。え、どういう姿勢で演奏してるの?!すっごい這いつくばってるとか?!といぶかしんでいるうちに、久々のライブなんで腰が痛くなってきた(;´Д`) Unitはバーカウンター付近にモニターがあるので、そこまで撤退。
モニターでステージ全体像が見えたが、ベースの女性の両脇は、ギター二人が座って演奏していたのが分かった。こういうバンドも珍しい。座って静かに演奏しているのかといえばそうではなく、めっちゃ熱く演奏している。だったら立てばいいのにと思うがw、こういう光景も珍しいので、これはこれで十分個性になる。
と、変な所が気になったMONOだが、演奏は凄まじかった。彼らもインストバンドだが、壮絶な世界が完全に確立しており、すごい説得力のある演奏でそれを表現し尽くしていた。彼らもまた、ちょっとウェットな所があるので私の個人的趣味には完全にははまらないが(スーパードライな女ですいません(;´Д`)、彼らがものすごい力量と個性を持っているのは十二分に分かった。これは海外でも人気があるのは当然だ。彼らにしか出せない音だ。
ベースの女性はキャミドレスを着ていて、前方男子ファンにはそれがまぶしかったようなツイートが結構後で流れてきたがw 外の階段の所にLad MusicianからMONOへ贈られた花があったが、あのキャミドレスはLadのものなんだろうか?オシャレさんね♪ Borisがヘルムート・ラングとコラボした、とかいうのを前に読んだことがあったが、日本の先鋭的なバンドとハイファッションがコラボするのがイケテる時代になったのね。


さあ、次はいよいよJesuだ。Jesuは2007年のExtreme The Dojo Vol.19での初来日を見ているので、2回目だ。Jesuが2回も日本で見られるなんて(プラス前回のGodfleshと、今回のJK Flesh含めてJustin4回!)、ほんとに信じられない。'90年代、孤独にひたすらGodfleshを極東の島国で聴きまくってた日々がウソのよう。もしJustinがJesuをやらなかったら、今のような若い世代から熱い支持を受けるなんて事にはならなかっただろう。
Justinはインタビューで『YouTubeでJesuの動画のコメントを見てると、16歳くらいのインディーキッズが「Jesu最高!超クール!」とか書き込んでいて、こんな40のおっさんの音楽に熱狂してくれるなんて変な気分になる』というような事を言っていた。しかし、JustinはGodflesh解散前後の神経衰弱から立ち直ったのは、こうした若い世代がJesuを支持してくれたからだ、と言っている。
私自身も、Twitterで若いJesu/Justinファンのツイートがいろいろ流れてくるのを見ていると(「Justin神!」とかねw あとGodflesh→インダストリアルで、知ったか聞きかじりインダストリアル情報があったりすると、インダストリアルヲタとしてはめっちゃニラニラするw)、Justin同様多少変な気分になるw Jesuをシューゲイザーの大御所扱いしたツイートを見た時には「そりゃねーだろ」と思ったりしたがw、Earache世代もポストメタル世代もどっちも魅了するのがJustinのすごい所である。(ただ、Justinは根本的にはノイズ・アーティストだと断固として思うのである!)

前置きが長くなったが、MONOが終わると私はステージ近くを目指して右側(JKB定位置)にスタンバイ!あれ、ドラムセットがない。もしかして今回ドラムレス?
スタッフがセッティングしてる中、やはり右側にJustinが出てきて自分でセッティング。Justinはいつも自分でやるのでその様子が見られるのも楽しいが、ライブスタートまで待ちに待って、「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 」というのはないんで、その辺はなんちゅうかw
そうこうしているうちにライブスタート!やっぱり今回はJustinとDiarmuidだけで、ドラマーなしのドラムマシンバージョンだった。Ted Parsonsじゃなくても、誰かドラムの人が来ると思っていたので(ライブメンバーでは複数のドラマーがやってるようだし)ちょっと意外だった。これはオーガニックなGodflesh編成だ。そのせいで今回のJesuはちょっとマシナリーなサウンドだった。でもJesuはやっぱ生ドラムの方がいいような気もするが(エレクトリックなJesuは別として)、まぁこれはこれで。
今回、低音がすっごいごっつくて、バスドラ音が「ドン!」と鳴るたびにお腹に「バフッ!」と来て、口から「ブホッ!」と出たw 口から謎の塊が出たのは初めてだw
ライブは"Your Pass to Divinity"でスタート。バックスクリーンには、水の流れる様や葉の揺らめきなどの美しい自然の映像と、ガサガサした都会や人工物の映像が交互に映されていて、現在の拠点の北ウェールズと、原点のバーミンガムのどちらにも強く影響されているJustinの内面を表しているようだ。
ちょっと音のミックスの調子が悪いようで、Justinのヴォーカルがかすれたように聞こえたり低音が安定しなかったりで、Justinはちょこちょこつまみを調整していた。後半にはそれも解決したようだった。

7年前のJesu初来日では、それはそれはヘヴィな音で、Godfleshの重さがなくなってしまったのではないか、という不安はすっかり消えた。
しかし今回は演奏する曲も、Jesuのトレードマーク的なクリーンでギターの響きを重ねたサウンドのものが多く、初来日のライブよりも透明感のある演奏だった。低音はぶっとくてヘヴィなのだが、そのヘヴィさには負の感情は含まれておらず、純粋に音の重なりを楽しんでいるようだった。アンコールではJesuの曲の中でも重量級の"Friends Are Evil"をやったのだが、"Friends Are NOT SO Evil"という感じで、以前よりも明らかにダークな感情はなくなっている。
これはなぜか?初来日の2007年当時は、Justinの活動はJesuに集中していた所があったので、「dark side of Justin」も多少なりともJesuに入ってきていた。
しかし現在はGodfleshも再始動して活発にツアーをし、新作も控えている。またGreymachineで歪みに歪んだ超ド級ノイズサウンドを作り上げ、さらにはJK Fleshで荒んだ都会のスーパーマシナリーサウンドを出し切った。「dark side of Justin」は、Jesu以外の複数のユニットで発散出来るので、その結果Jesuは精製され、純化したからではないだろうか?
重い音なのだが、そこに悪意はない。音を重ねて重ねて、天の高みに昇っていく。今のJesuはそんな段階に到達していた。

Jesu↓

jesu1.jpg

jesu2.jpg

jesu3.jpg

jesu4.jpg

jesu5.jpg

jesu6.jpg

jesu7.jpg

jesu8.jpg

今回のleave them all behind 2014のセットリストや写真、動画はこちらのJKBファンTumblrにバッチリ載っていますので、是非どうぞ。
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