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喫茶店王国 名古屋

2005年01月26日
名古屋は本当に喫茶店が多い。最近は「カフェ」も増えてきてはいるが、圧倒的に多いのは昔懐かしの純喫茶タイプだ。クリームソーダとかトーストがあるような。

特徴的なのは、繁華街だけではなく住宅街に驚くほどの数があることだ。50m歩くごとに一件はある感じ。私の家から徒歩5分圏内にも、知ってるだけで10件はある。こういう所にあるのは、「喫茶みゆき」とか「喫茶あすなろ」みたいな、東京だったらとっくに潰れてそうな、インテリアもクソもない古めかしいタイプ。しかし、平日の真っ昼間でも店の前には車が何台も停まっている。どこの店も大抵駐車場があって、道路から分かりやすいように黄色い回転灯が回っている。近所のおばちゃんや、車で営業している人などで溢れている。

前にも書いたが、名古屋人の特徴は「おまけ」が大好きなことである。値段以上の価値を求める「お値打ち」という感覚が、名古屋人を表す最もぴったりなキーワードだろう。
だから、名古屋の喫茶店ではコーヒーを頼むとお茶請けが必ず付いてくる。店によって違うが、豆菓子だったり袋菓子だったり。店主が「うちは『カフェ』だ」と思ってるような所では、手作りクッキーだったり生チョコレートだったりと、ベタベタ名古屋喫茶店とはちょっと差を付ける。

そしてこの「お値打ち感覚」の最たるものは、有名なモーニングサービスだ。朝の11時くらいまでは、コーヒーだけの値段でトーストとゆで卵などが付いてくる。派手な所だとサラダやフルーツなども。名古屋市内よりも、近郊の一宮や春日井といった所の方が派手なモーニングサービスを競っているらしい。おにぎりにデザートまで付いてくるような所もあるそうだ。

さらにお値打ちなことに、名古屋の喫茶店には雑誌や新聞がたくさん備え付けてある。雑誌やスポーツ新聞は喫茶店でタダで読むものなのである。
名古屋人は入り口付近で中日スポーツを流れるような動作で取り、滑るように座席に座り、新聞から目も上げずにウェイトレスに一言
「モーニング。」
と注文するのである。

先日朝日新聞名古屋版に(名古屋人の7割以上は中日新聞を読んでいるが、私は頑固に朝日を読んでいる)、ネパールから名古屋の大学に留学している女子学生のコメントが載っていた。「私は喫茶店で友達と楽しくおしゃべりするのが大好きである、しかし日本人は例え夫婦で喫茶店にやってきても、お互い黙ったまま雑誌や新聞を読み耽っていて、非常に奇異に映る」との内容だった。
・・・これは名古屋だけです、と私は彼女に言ってあげたい(笑)。

住宅街の喫茶店の客には、近所の常連が多い。店主と客は家族関係も知り尽くしてるような感じだし、客同士も知り合いだったりするので、私のような東京から来たよそ者はなかなかこういう喫茶店には入りづらい。
でも一度意を決してベタベタな近所の店に入ってみたが、やはりかなり居心地が悪かった。注文する時も名古屋弁じゃないし。

この時は、名古屋の喫茶店だけに見られるメニューの「小倉トースト」を頼んでみた。トーストにあんこがのってるもので、よく考えればあんパン感覚である。かなりのボリューム。

さて、名古屋の喫茶店の中でも、誰でも知ってるのが「コメダ珈琲店」である。コメダはフランチャイズチェーンで、東海地方に300店近くあり、どの街にも必ず一件はある。繁華街にももちろんあるが、特徴的なのは郊外店だ。幹線道路沿いにあって、大きな駐車場を備えている。大体どこも山小屋風の造りで、店内もウッディな感じ。座席はソファーで、近所のおばちゃんが何時間でも粘るのにもってこいだ。

コメダの店内

↑コメダの店内。向こうの台の上にあるのが雑誌や新聞。右手が入り口。

豆菓子

↑コーヒーを頼むと付いてくる豆菓子。袋に入っていて、小さいお皿に移して食べる。

20050128202902.jpg

↑コメダの名物メニュー、「シロノワール」。直径15cmくらいの温かいブリオシュパンにソフトクリームがこんもりのっていて、メープルシロップをかけて食べる。めちゃめちゃ太りそうだが、この写真撮るために注文しちゃったぞ!しかも完食しちゃったぞ!相当なボリュームで、一人で食べたらもうお腹いっぱい。単純な味だが、あったかいパンと冷たいソフトクリームの組み合わせが意外とおいしい。
他にもコロッケプレートとかいろいろあるが、どのメニューもボリューム満点。名古屋の喫茶店は全体的にボリュームいっぱいだ。
また、コメダのモーニングは意外と普通で、トーストとゆで卵のみ。

コメダは最近関東にも進出していて、神奈川県に4店舗あるらしい。横浜江田店、大和つきみの店、橋本店、湘南台店とあって、かなり繁盛しているらしい。関東にはあまり「郊外の車で行ける喫茶店」というものがなかったし、ファミレス感覚で行けるのが受けているようだ。神奈川の郊外も名古屋郊外とライススタイルが似ているからかも知れない。

コメダのオフィシャルサイトはないのだが、フランチャイズの店が独自に持っている所がいくつかある(忠治店など)。
また、「こめだの広場」というファンサイトもある。
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