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「シリーズ アメリカ近代写真のパイオニア アルフレッド・スティーグリッツ」展@名古屋ボストン美術館

2006年05月03日
「三等船室」名古屋ボストン美術館でやっている「シリーズ アメリカ近代写真のパイオニア」の第2弾、「アルフレッド・スティーグリッツ」展を見に行った。第1弾のアンセル・アダムス展も1月に見に行った(その記事はこちら)。
スティーグリッツはアメリカ近代写真の父と言われている人で、被写体をそのままありのままに撮る「ストレート写真」を始めた偉大な写真家である。彼のストレート写真に影響を受けて、アダムスやエドワード・ウェストン(第3弾は彼の展覧会)など続々と優れた写真家が出現した。
彼はニューヨークを拠点に大都会の風景やポートレートなどを精力的に撮り、またギャラリー「291」を開いて新進の写真家の作品を展示したり、セザンヌやピカソなどヨーロッパの前衛絵画の紹介にも努めた。後に彼の妻になるジョージア・オキーフの作品もこのギャラリーで紹介した。

今回の展示では、初期のヨーロッパ留学時の作品、「フォト・セセッション(写真分離派)」結成時のストレート写真、オキーフを始めとする肖像写真、後期の雲を写した抽象的な表現の作品など彼の作風の変遷を辿っていた。
やはり白眉なのはオキーフの肖像写真で、彼女のキリッとした魅力的な雰囲気をよく捕らえていた。それから、一昨年ニューヨークのグッゲンハイム美術館で感激したオキーフの手を撮った写真もあった(その時の記事はこちら)。雲の写真は抽象画のようで、雲もこういう風に撮れるのかと新鮮な思いだった。ニューヨークの建物を撮った作品も良かった。
また、「スティーグリッツ・サークル」と呼ばれる彼の周辺の写真家の作品も展示してあった。柔らかな作風で中流階級の生活を撮ったものが多かったが、私はやっぱシャープな表現のポール・ストランドの写真が一番良かったな。
でも、この他の写真家の作品が結構多くて、もっとスティーグリッツの作品を見たかったような気もした。

今回は出産後初めて行った展覧会だな。次回のウェストンは私の一番好きな写真家なので非常に楽しみ。

「ジョージア・オキーフ:肖像」 「ジョージア・オキーフ:肖像」
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