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「シリーズ アメリカ近代写真のパイオニア アンセル・アダムス」展@名古屋ボストン美術館

2006年01月26日
「ハコヤナギ」金山の名古屋ボストン美術館でやっている「シリーズ アメリカ近代写真のパイオニア」の、第1弾のアンセル・アダムス展を見に行った。第2弾はアルフレッド・スティーグリッツ、第3弾は私の最も好きな写真家の一人、エドワード・ウェストンだ。
名古屋ボストン美術館はボストン美術館との提携美術館で、自身のコレクションは持たず、ボストン美術館のコレクションを取っ替え引っ替え展示している所である。今回のシリーズ展もボストン美術館所蔵の写真だが、こういう展覧会を待っていた。この辺の写真家の作品をまとめて見られる機会って日本ではあんまりないような気がするし、比較的人気のあるアダムスはともかくウェストンの展覧会というのは待ちに待っていた。
19世紀末はフィルムに手を加えたソフトフォーカスの絵画風写真が全盛だったが、スティーグリッツは現実をそのまま記録した、フィルムに手を加えないで現像する「ストレート写真」を提唱した。彼に続くウェストン、アダムスはそれを継承し、アメリカ近代写真のパイオニアとなった。私は彼らの斬新な構図と、シャープで鮮明な作風、美しい白黒の階調の作品が大好きだ。

「モノリス」さて、アンセル・アダムス(1902~1984)は、アメリカで最も愛されている写真家の一人で、ヨセミテの雄大な自然の写真で有名である。彼も当初は絵画風の作風だったが、スティーグリッツの「ストレート写真」との出会いをきっかけに、シャープで精緻な作風に変化していく。
彼の作品は自然を撮ったものがやはり一番魅力的で、荘厳さ、自然への畏怖、というものを生き生きと映し出している。特に切り立った崖とか、上へ上へ伸びる大木といった垂直方向のもののダイナミックさは素晴らしい。あと樹皮の表面や雲などの陰影も非常に美しく捕らえている。彼自身の自然に対する驚きと感動が素直に伝わってくる。

アダムスといえばヨセミテ、という認識だったが、他にもネイティブ・アメリカン(プエブロ・インディアン)の魅力にはまっていた頃の作品とか、ウェストンと共に大型カメラを用いた鮮明な写真を信念とする写真家集団「f64」を結成した頃の植物のクローズアップ写真などは初めて目にした。また、後期になると抽象絵画のような作風に変化していったが、こういうのも初めて見た。

アダムスの足跡を丁寧に追った分かりやすい展示で、かなりたくさんの写真が見られて満足満足♪やっぱこういう鋭いフォーカスの写真っていいな。
今回のアダムス展は4/2までで、第2弾のスティーグリッツ展は4/8から6/7、第3弾のウェストン展は6/17から8/27まで。とりあえず今回のアダムス展は出産前の最後の展覧会になりそう。スティーグリッツとウェストン展は、ダンナさんにちょっと赤ちゃん預けて見に行ってこよう。

■Ansel Adams Offisial Site
http://www.anseladams.com/

■名古屋ボストン美術館
名古屋市中区金山町1-1-1 Map
Tel. 052-684-0101
地下鉄名城線・JR・名鉄 金山総合駅南口より徒歩1分
http://www.nagoya-boston.or.jp/
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