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「ボウリング・フォー・コロンバイン」

2004年09月16日
テレビでマイケル・ムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」をやっていたので見る。前から見たかったのでビデオを借りようと思っていたが、テレビでやってくれてよかった。
この映画はご存じのようにムーア監督の出世作で、アメリカの銃問題についてのドキュメンタリーである。監督自身がアポなし取材風に各地を訪ねる。

まずはあのコロラド州のコロンバイン高校で起こった乱射事件からこの問題を追究する。これで初めて知ったが、「サウスパーク」の作者二人はコロンバイン高校出身だったそうだ。へ~。犯人二人が好きだったマンソンさんも登場。
この辺は嫌になるくらい典型的な郊外住宅地。監督は事件の根はこの「アメリカ的な郊外生活」にあるのではないかと考える。アメリカ白人はアメリカ建国以来常に何かに怯えながら生きてきた。インディアン、黒人etc.。 白人達は安全な郊外に逃げ、何重にも錠を掛け銃で武装した。テレビは犯罪の恐怖を煽り、スーパーでは簡単に銃や弾丸が買える。そして郊外の白人は見えない敵に怯えさらに武装する。実際、都市部よりも郊外の方が銃撃事件が多いそうだ。

世界の先進各国の年間の銃犯罪犠牲者の数が軒並み2桁ほどなのに対して、アメリカは1万人を越える。これはどう考えても異常だ。アメリカでは銃がすぐ手に入るからなのだろうか。監督はカナダに取材に行く。

カナダでもアメリカと同じようにスーパーで銃が買える。しかし、銃犯罪の数はたかが知れている。これはなぜなのか。カナダではどの家も鍵を掛けないという事に非常に驚いたが、これほんと?!トロントみたいな大都会でもそうらしい。安全だと言われる日本だってみんな鍵はしっかり掛けるぞ。誰かカナダに住んでる人教えて~!

監督は全米ライフル協会長の俳優チャールトン・ヘストンを訪ねる。ヘストンは悲惨な銃撃事件が起きた街にいつも事件直後に行って、ライフル協会の大会を開く。監督はヘストンに「なぜアメリカではこんなに銃犯罪が多いのか」と尋ねると、「様々な人種がいるからかな」。しかしカナダでも白人以外の人種の割合は高い。

監督はまた振り出しに戻り頭を抱える。う~ん、なぜだろう。単なる人種の問題じゃなさそうだ。
まぁムーア監督の主張をそのまま受け入れていいのかどうかは分からないが、いろいろと知らなかった事実を教えてもらった映画だった。特に郊外化の問題は興味深かった。これを見た人は考えるきっかけを与えてもらえたはずだ。
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