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下呂温泉 湯之島館

2005年06月06日
湯之島館

下呂温泉に行ってきた。泊まったのは湯之島館iconという、下呂でも一番古い老舗旅館。
名古屋に引っ越してきた直後、朝日新聞の夕刊に連載していた東海地方のレトロ建築を紹介するコラムにこの湯之島館の事が出ていて、以来下呂に行くならここに泊まりたいと思っていたのだ。ちょっと高いけど。(「名古屋」のレトロ建築じゃないけど、名古屋から近いメジャー温泉なので番外編としてここに書きます)

名古屋から下呂までは高速が通っていないので、国道41号線をひたすら北上すること約3時間弱。下呂温泉は日本三名泉の一つで(他は草津と有馬)、数多くの旅館が温泉街を形成している。
湯之島館は温泉街を見下ろす山の中腹に建っていて、眺望は最高だがたどり着くまではかなり大変。車じゃないときつそう。

湯之島館は昭和6年(1931年)創業で、数寄屋造りの3階建て純和風建築と近代洋風建築のモダンな洋館から成る(新しく建てられた別館など、他にも多数の棟がある)。昭和初期の贅を尽くした建築で、昭和レトロの優雅なノスタルジーを存分に味わうことが出来る。
洋館は娯楽館として建てられ、鹿鳴館風のダンスホールや音楽室などを擁する半木造半鉄筋コンクリート建築という、当時としては珍しい建築物だった。当時の文化人の社交場として愛されたというだけあって、華やかで文化的な雰囲気だ。
また、昭和天皇と皇太子夫妻(つまり今の天皇)も泊まったということで箔が付いているのであった。

客室

↑私達が泊まったのは、本館の部屋。JTBで一泊1万8200円也(日曜泊なのでちょっと安かった♪)。お風呂が付いていないのが難だが、専用露天風風呂が付いている景山荘は新しい建物なので、創業当時の雰囲気を味わえる本館にした。
窓枠はアルミサッシではなくて、懐かしの木製。鍵もネジを差し込むタイプのものだ(昔の私の実家も、リフォームする前はこうだった)。年月を経た木の色がしっとりとしたムードを醸し出し、安らげる部屋だ。部屋の広さは8畳+3畳(次の間)+応接スペースという感じで、結構広い。

湯之島館

↑ソファーセットの所からは庭園が見える。



↑部屋から見える庭園の風景。右側の建物はティールーム。木立の向こうには下呂市街が一望。

050606_8.jpg

↑本館の廊下突き当たり。風情のある窓周辺だ。

050606_5.jpg

↑建物の外側にある廊下。和洋折衷の昭和レトロ風味満点。

050606_6.jpg

洋館の階段の踊り場。アールデコのライトと奥のステンドグラスが素敵♪

050606_7.jpg

↑娯楽室(ってか麻雀室)のドアのステンドグラス。古びたガラスの色彩がよろしいわ♪

050606_9.jpg

↑かつては舞踏室だったが、現在はナイトクラブ「ムーンライト」になっている。

洋館部分はほんとに素敵で、レトロ建築好きはテンション上がること請け合いだ。時期的にはアールデコ期に当たるが、少し他の様式も混ざってる感じだ。洋館にはクラブの他にカラオケルームや音楽室(ピアノが置いてあった)、麻雀室、宴会場、そして卓球室があった。思わず「浴衣姿で卓球」という温泉ではお約束の行動を取ってしまった(^^;しかし、やってみると意外とはまる。何を隠そう私は中学の時卓球部だったので(笑)、だんだん勘が戻ってきて熱中してしまった。お風呂に入った後なのに汗だくになったので、また温泉に入る。

050606_10.jpg

↑夕食。部屋食で、この写真を撮った後にもイワナの塩焼きや茶碗蒸しなどが来た。山の中なので、川魚と山菜がたっぷり味わえる。また、なんと言ってもメインは飛騨牛。写真奥の方の篝火のようなコンロに載ってる鍋に出汁が入っていて、しゃぶしゃぶみたいにして食べる。この飛騨牛がとろける旨さ~!高山の地酒「鬼ころし」でキューッとやる。極楽~!日本酒は鍋に合うのぅ。
お料理は上品で繊細な味付けでとてもおいしかった。「デザートが付いてないなぁ」とちょっと不満に思っていたら、これらの食器を片づけに来た時に持ってきてくれた。メロン・スイカ・オレンジの盛り合わせとイチゴアイス。かなり豪華♪

050606_12.jpg

↑座椅子の横にあった肘掛け。これがもう「殿気分」満点で、温泉三昧上げ膳据え膳でダメ人間になりそう(笑)。

050606_11.jpg

↑朝食も部屋食。朝から豪華でコンロ系二つもあるぞ!一つは朴葉味噌で、もう一つはお味噌汁を冷めないように暖めていた。2杯分はある。もうおなかいっぱい。

また、お風呂は大浴場が二つで、それぞれに露天風呂がついている(一日ごとに入れ替わるので、夜と朝で違うお湯を楽しめる)。露天風呂は下呂市街が一望できる。家族風呂は4つあって、それぞれ趣向が違う。予約制ではなく空いている所に随時入るという形。露天風呂ではないのが残念だが、岩風呂はいい感じだった。また、お風呂の手前が畳の部屋になっていて、お風呂上がりに素足に畳の感触がとても気持ちよかった。

お料理も温泉もサービスもよかったし、もちろん建物は最高に趣があって美しいが、難を言えば建て増し建て増しを繰り返しているので迷路みたいになっていて、非常に迷いやすいことだ。通常時も迷いがちなのだから、これが火事にでもなったら大変だ。絶対死ぬな(笑)。
でも、一番の目的は建物だったから、とても満足。また下呂に来ることがあったらここに泊まりたい。

湯之島館icon
岐阜県下呂市湯之島645番地
Tel. 0120-01-1261
JR高山線 下呂駅から車で約10分
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