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leave them all behind 2014 Extra Show(Russian Circles, JK Flesh, Endon) @渋谷 O-Nest(7.15,2014)

2014年07月25日
7月12日のleave them all behind本編を楽しんで一回名古屋に帰り、エクストラ・ショウのJK Fleshのためにまた東京へ!ド平日なので子供の事とかいろいろバッチリと。名古屋-東京二往復+宿泊で、ほんとにもうスッカラカンだが、O-Nestみたいな小さい所でJustin K. Broadrickが見られるなんて、世界的に見ても滅多にない機会。これはなんとしても行かんと。

東京に住んでいた頃、O-NestはDer Eisenrostが頻繁に出ていたり、その周辺バンドも常連だったのでほんとによく通っていた。円山町のこの通りに来たのは10年振りくらいではないだろうか?渋谷は変わったというけれど、この辺はTSUTAYA資本が入った以外はそれほど変わってないような。
でも久し振り過ぎて、Nestへの入口忘れた(;´Д`)

今回のチケット、発売直後でもないのに私の整理番号は2番・・・(汗) ガラガラだったらどうしようと思ったが、開けてみればほぼ満員状態。土曜のltabに行った人が、直後に一気にチケット買ったのかな。

さあ、いよいよライブスタート!一番手は東京最狂とのふれ込みのEndon。事前にライブ動画を見たら、グラインドコア+ノイズみたいな感じで、メンバーの人が写生の時に使う画板みたいな謎の楽器(自作のようだ)をかき鳴らしていたので、これはヤバそうだと期待していた。
バンドはVo、G、Dsと、ノイズ担当の人が二人という変わった編成。ズドドドドドと激しいグラインドで攻めて来た所に、耳をつんざくノイズの応酬!おっかなそうなVoの人は、檻の中の熊みたいにステージをグルグルノシノシと歩き回り、睨みを利かせて絶叫!これはテンション上がる!かっこいいぞ!
ライブ後半で、さっきの画板みたいな楽器を向かって右側のノイズ担当氏が使っていた。ギターの人はVoの人に比べると普通っぽい見た目(服装も綺麗め)なのだが、アクションキレッキレですごい。終盤になるともうイッちゃってるw
とにかくこのバンドはブチ切れててカオス!かっちょいい!今回のltab出演の日本のバンドでは一番気に入った。近々1stフルアルバムを出すそうで、限定リミックスEPはなんとJustin K. Broadrick様とVatican Shadow(a.k.a. Prurient)によるものらしいので、期待しちゃうぞ!

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↑Endon


さあ、次はお待ちかねのJK Flesh!今回はソロなので、真ん中でやるんだろうなと行きやすかった左側最前近くでスタンバイ。そしたらGodfleshやJesuの時みたいに、いつもの右側に機材をセッティングしてる!なんで一人なのに隅っこでやるの~?!あそこが落ち着くのだろうか。遠い所に陣取っちゃったよ(;´Д`)
しばらくするとJustinが赤いお酒(カシスオレンジ?)を片手にセッティングに出てきた。服はJesuのステージで着てたみたいな半袖シャツ。
一旦引っ込んで、再びステージに出てきた時には・・・・・・あああああ!!!!緑色のウインドブレーカーを着て、フードを被っている!フードだよやっぱフード!JK Fleshの時はフードがお約束なのね。緑でカエルちゃんみたいだよ!w

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↑カエルちゃんで~す

フードを被ってJK Fleshに変身したJustinの顔は口元しか見えないが、引き締まった口元は非常に凛々しい。ステージにはラップトップとエフェクターの載った机が右側にと、あと真ん中辺にギター。
Prurientとのスプリットの"Fear of Fear"でライブスタート!地を這うような重量級のノイズが溢れ出し、不穏な空気が会場を満たす。Jesuとはまた違う、「dark side of Justin Broadrick」が解き放たれた!
Justinはラップトップやエフェクターを操りつつ、ハンドマイクを両手に持って、全身から怒りを絞り出すように絶叫!GodfleshでもJesuでも、Justinはいつもギターを持ってスタンドマイクだから、こういう風に両手でマイクを持つ姿は非常に新鮮!めちゃくちゃかっこいい!

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時々ギターに持ち替えていたが、プラグを抜き差しする時に出た「コン」っていう音にディレイがかかって、「コン・・・コン・・・コン・・・」となっていたw

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こういうノイズ系のラップトップを使ったライブは、「机に向かって黙々と作業」という風になりがちだが、Justinはエフェクターのスイッチ押したりするのもいちいちかっこよくて、ちゃんとアクションで魅せるのがさすがだ。特にかっこよかったのが、ハンドマイクを持った腕を後ろにガッと伸ばして、アンプに向けてフィードバックを出すアクション!これ最高だった!↓

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バックスクリーンにはもろ「バーミンガム」なインダストリアル的映像と、古い白黒映画(サイレント?)が映し出されていた。20年代か30年代っぽいドレスの女性と男性が出てくる映画だったが、あれは何だろうか?”Streetcleaner"のジャケはケン・ラッセルの「アルタード・ステーツ」のスチルだったり、”Marciless"のジャケは1943年の実験映画"Meshes of the Afternoon"のスチルだったりと映画に詳しそうなJustinなので、これも何かカルト的なものなのかも。
演奏した曲はちょくちょく知らないようなのがあったのだが、後でセットリストを見たら、未発表曲やWhite Static Demonの曲をやったようだ。ライブ前にバックスクリーンに「JKF VS WSD」という文字が映し出されていて、(JKFはJK Fleshだと分かったが)「WSDってなんだろ?」と思っていたが、White Static Demonの事だったのね。
不安、恐怖、荒廃、といった負のワードばかり浮かぶJK Fleshのサウンドは、Jesuでの透明感とは好対照だ。この二面性を併せ持ってこそJustinだ。地を這う重いビートとうねりとぐろを巻くノイズの渦をギターで切り裂き、絶叫で身体性を持たせたJK Fleshの音楽は、ささくれた都会に潜む人間そのもの。凄みのある混沌で、素晴らしいライブだった。大満足!とにかく何から何までかっこよかった!

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おまけ:ライブ後のお片づけ中のJustin。急に優しげな顔になるw↓

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今回のleave them all behind 2014のセットリストや写真、動画はこちらのJKBファンTumblrにバッチリ載っていますので、是非どうぞ。


JK Fleshの最高にかっこいいライブの興奮も冷めやらぬ所だが、次は本日のヘッドライナー、Russian Circles!
12日のltab本編での彼らのライブですっかりファンになり、今回ヘッドラインということで前回よりも長くやってくれそうなので楽しみだ。

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前回もそうだったのでいつもこうなのだと思うが、彼らのライブの下から逆光で照らすライティングは非常にかっこいい。スモークを焚き、ビュービュー風を吹かせるので(これが結構寒かったがw)、嵐の中にいるような効果が出る。メンバーは白い光の中に浮き上がり、ドラマティックな効果抜群。
やはりヘッドラインという事でバンドの意気込みも違ったのか、前回のライブよりも遙かによかった。強風吹きすさぶような曲を次々に畳みかけ、大きなうねりとなって会場の空気を鷲づかみ!
タイトで雷鳴のようなドラム、ガッシガシと地響きするようなベース、変幻自在のギター、これらの鉄壁のアンサンブルが、異世界へと連れて行ってくれる。彼らの演奏は情景描写力みたいなのに優れているので、まるで映像を見ているかのようだ。
後で調べて分かったのだが、独特の雰囲気はフットペダルで操作しているループやサンプリングによるもののようだ。これの使い方がめちゃくちゃ上手い。「サンプラーいじってますよ」みたいなのがないので、自然にバンドサウンドに溶け込み、想像以上の効果を出している。
やはり前回より長くやってくれたので、十分満喫する事が出来た。アンコールでやった曲のイントロで歓声が上がったが、これは初期の”Youngblood"という曲のようだ。
壮大でドラマティックなサウンドでありながら、決してウェットにはならない所が非常によかった。これが私には一番大事。
あまりにライブが素晴らしかったので、帰りに物販で最新アルバムの”Memorial"を購入。JKBは置いといて、今回のltabでの一番の収穫はRussian Circlesだ。名前と大体の音は知っていたけれど、今回ライブを見なければ、それで終わっていた。すごいバンドを体験する事が出来てほんとによかった。

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さて、大満足の本日のイベントだったが、実はJK Fleshが終わった後でトイレの列に並んでいたら、いつもTwitterでおしゃべりしているフォロワーさんにバッタリ。事前にお互いGodfleshのTシャツを着ていくという事は言っていたが、列の前後でGF着てるんで「あれ、もしや?!」とw
彼はライブ前に外でJustinに偶然会って、写真を一緒に撮ってサインしてもらったそうで、「うわーうわー超うらやましい!」とそれらを見せてもらった。
すべてのライブ終了後、彼がちょっとJustinの出待ちをしたいという事で私も一緒に外で待ってみた。今日は終了時間が10時半過ぎと結構遅かったので、彼も電車の時間があるのでそれほど待てない(私は渋谷に泊まっていたが)。なかなか出てこないね~、と上のバーに戻ってみたが、バンドメンバーが来そうな雰囲気ゼロ。また下に戻ってしばらくウダウダしていた。すると・・・

「あれ、あの長身の人、Justinじゃ?!」
彼の言葉に振り向くと、20m程先に、じゃ、じゃ、じゃ、じゃすてぃ~~~~~ん????!!!!
JustinとJesuのDairmuidが二人でこちらへスタスタ歩いてくる!!!!!
私はもう頭が真っ白になり、(自分ではよく覚えてないが)キャーキャー叫んでたらしい。思わず両手を口に当てて、呆然としてJustinを見つめていたら、彼がニコニコしてこっちにやって来た!20年以上、ずーーーーっっと憧れていた孤高の人が、目の前にいて私に微笑みかけている!!!!
私はもう口をパクパクさせて、言いたい事は山程あったのに、胸がいっぱいすぎて何も言えなかった。Justinは私のGodflesh Tシャツを指さして「おお~」みたいに笑いかけた。で、握手してくれた!!!!神の手に触れた!!!!大きくて繊細な、芸術家の手だった。
私がアワアワしていると、アイビーさん(フォロワーさん)がJustinに「Photograph OK?」と言ってくれて、Justinはニコニコと「Sure!」
実はこの場にずっとDiarmuidもいたのだが、私の目には全く入っていなかった(;´Д`) アイビーさんがJustinと私と一緒に彼にも写真に入ってもらおうとしたのだが、スッとよけてくださった(大汗)。「この女、Justinしか見えてないな」とバレバレだったんだろう。本当に申し訳ない。JustinとDiarmuidはもう30年以上の付き合いだし、この辺は阿吽の呼吸なんだろう。紳士である。
アイビーさんに私のiPhoneを渡して、Justinと一緒にパチリ。結構たくさん撮ってくれて、ほんとにありがとう!
とにかくJustinにサンキューとだけなんとか言い、彼らはニコニコしてNestの中に入っていった。

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↑Mr. Justin Broadrick & Me !

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↑渋谷 円山町にて
JKB氏:「ちょっと疲れたね、どこかで少し休もうか」
人妻A子「あら、いいわね、早く二人っきりになりたいわ


もう、この瞬間以来、私はフワフワ感が止まらないw
Justinの手に触れて、隣に寄り添って彼の体温を感じたなんて!!!!!信じられない。
Justinはものすごく柔らかで穏やかな雰囲気を持った人で、心底優しい瞳をしていた。ずっと微笑みをたたえていて、そう、まさに今のJesuの音楽のような人だった。何とも言えない不思議な空気をまとった人で、誰でも彼を好きにならずにはいられない、そんなオーラを持っていた。

後日、Justinが彼のInstagramのアカウントにJK Fleshライブの写真をアップしていたので、胸がいっぱいで言えなかった事をコメントしてきた。アメドラ見て英語も勉強してきたのに、サンキューしか言えなかった自分が情けない。20年以上彼の音楽を世界で一番愛してきて、ライブも最高だったと、一応伝えられた。

それにしても、このミラクルはライブ前にもJustinに会った、アイビーさんの強運のおかげである!本当にSpecial Thanks to アイビーシラカバさん!一生忘れられない、私の宝物の経験になりました。
スッカラカンになったけど、やっぱり行ってよかった!
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leave them all behind 2014(Jesu, MONO, Russian Circles, Cohol) @代官山Unit(7.12,2014)

2014年07月24日
およそ1年8ヶ月ぶりのleave them all behind!前回のltabではまさかのGodflesh来日!もう最高過ぎるライブに1年近くその熱狂が収まらず、熱病のようにJustin Broadrick関連のものを買い漁っていたのであったw
今回はJesuをヘッドライナーに迎え、私も前回以来の帰京となった。Jesuが来るだけでも大興奮なのに、今回はエクストラ・ショウとしてJK Fleshのライブもやってくれるとあって、これはもう両方行くしかない。しかし微妙に日にちが空いたスケジュールなので、名古屋-東京間を2往復、それぞれ一泊で、もう私はスッカラカンになったが、それに見合う、人生最大の素晴らしい経験をしたのであった!

今回のltabが迫った週は「最大級」という台風がやって来ていて、飛行機が飛ばないんじゃないかとヒヤヒヤしていたが、意外とあっさり台風は弱ってくれて、無事Jesu入国。










7月12日は台風一過でカンカン照りのいい天気。新幹線に乗って、いざ東京へ!↑のDaymareさんのツイートに萌え死にw 前々からJustinは仙人みたいな人なんだろうな、とは思っていたが、妖精さんとはw きっと、ピュアで多少天然っぽい所がある人なんだろう。これとかw ↓ 愛されキャラなんだろうな。




代官山Unitに着くと、もうトップバッターのCoholが始まっていた。彼らは東京のポスト・ブラックメタルということで、事前に試聴した限りではDeafheavenみたいな感じの音だった。
3ピースで、スローで重く、アトモスフェリックなサウンドを大音量で奏でていた。まぁ厳密には、私個人はあまりこういう音が好きではない。ちょっとウェットな感じなんで。でも、演奏は思いの外タイトで、今後すごく伸びそうなバンドだ。フランスのレーベルと契約してアルバムが出るそうなんで、これからワールドワイドでの活躍が期待される。日本のシーンでもこういう音は人気があるし、ライブをどんどん重ねて頑張って欲しい。


次はシカゴのポスト・メタル最右翼というRussian Circles。今回Jesu以外の出演バンドは、先入観を持たないようにサクッと数曲試聴して傾向をつかんだだけにしておいたが、Russian Circlesは一番私の好みに合いそうだった。
彼らも3ピースだが、たった3人で演奏しているとは思えない、スケールの大きなサウンドで、一気に引き込まれる!
ヴォーカルなしのインストゥルメンタルなのだが、非常に空間を感じさせる音で、荒れ狂う海原を空撮で見ているような、そんなイメージのサウンドだ。
演奏はキュッと引き締まった硬質な音で、メンバーみんなすごく上手い。中でもベースがガッシガシいっててめちゃめちゃかっこいい!Pelicanと仲がいいそうだが、納得。Pelicanも好きだし。これはもう完全に私の好きなタイプの音だ。全身を音が包み込み、お酒も回ってきて超気持ちいい!久し振りのライブで、「ああ、これだよこれ!」と心の底から思った瞬間だった。
会場の空気も嵐のようにうねっているように感じ、一気に走り抜けた所で終了。もっと聴きたかったが、15日には彼らがヘッドライナーのエクストラ・ショウを見に行く事だし。15日はもちろんJK Fleshが目当てで、正直Russian Circlesを2回も見るのか(;´Д`)と思っていたが、意外や意外、次が非常に楽しみになった。ヘッドライナーだから今回よりも長く演奏してくれるだろうし。

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↑Russian Circles


次は日本はもちろん、海外でも非常に人気のあるMONO。彼らも前回ltabのenvy同様、何度かニアミスで見られそうな機会はあったのだが、今回が初めて。
最初、後ろの方で見ていたのだが、真ん中のベースの女性以外よく見えない。と、思うと時々彼女の横に髪の毛が見える。え、どういう姿勢で演奏してるの?!すっごい這いつくばってるとか?!といぶかしんでいるうちに、久々のライブなんで腰が痛くなってきた(;´Д`) Unitはバーカウンター付近にモニターがあるので、そこまで撤退。
モニターでステージ全体像が見えたが、ベースの女性の両脇は、ギター二人が座って演奏していたのが分かった。こういうバンドも珍しい。座って静かに演奏しているのかといえばそうではなく、めっちゃ熱く演奏している。だったら立てばいいのにと思うがw、こういう光景も珍しいので、これはこれで十分個性になる。
と、変な所が気になったMONOだが、演奏は凄まじかった。彼らもインストバンドだが、壮絶な世界が完全に確立しており、すごい説得力のある演奏でそれを表現し尽くしていた。彼らもまた、ちょっとウェットな所があるので私の個人的趣味には完全にははまらないが(スーパードライな女ですいません(;´Д`)、彼らがものすごい力量と個性を持っているのは十二分に分かった。これは海外でも人気があるのは当然だ。彼らにしか出せない音だ。
ベースの女性はキャミドレスを着ていて、前方男子ファンにはそれがまぶしかったようなツイートが結構後で流れてきたがw 外の階段の所にLad MusicianからMONOへ贈られた花があったが、あのキャミドレスはLadのものなんだろうか?オシャレさんね♪ Borisがヘルムート・ラングとコラボした、とかいうのを前に読んだことがあったが、日本の先鋭的なバンドとハイファッションがコラボするのがイケテる時代になったのね。


さあ、次はいよいよJesuだ。Jesuは2007年のExtreme The Dojo Vol.19での初来日を見ているので、2回目だ。Jesuが2回も日本で見られるなんて(プラス前回のGodfleshと、今回のJK Flesh含めてJustin4回!)、ほんとに信じられない。'90年代、孤独にひたすらGodfleshを極東の島国で聴きまくってた日々がウソのよう。もしJustinがJesuをやらなかったら、今のような若い世代から熱い支持を受けるなんて事にはならなかっただろう。
Justinはインタビューで『YouTubeでJesuの動画のコメントを見てると、16歳くらいのインディーキッズが「Jesu最高!超クール!」とか書き込んでいて、こんな40のおっさんの音楽に熱狂してくれるなんて変な気分になる』というような事を言っていた。しかし、JustinはGodflesh解散前後の神経衰弱から立ち直ったのは、こうした若い世代がJesuを支持してくれたからだ、と言っている。
私自身も、Twitterで若いJesu/Justinファンのツイートがいろいろ流れてくるのを見ていると(「Justin神!」とかねw あとGodflesh→インダストリアルで、知ったか聞きかじりインダストリアル情報があったりすると、インダストリアルヲタとしてはめっちゃニラニラするw)、Justin同様多少変な気分になるw Jesuをシューゲイザーの大御所扱いしたツイートを見た時には「そりゃねーだろ」と思ったりしたがw、Earache世代もポストメタル世代もどっちも魅了するのがJustinのすごい所である。(ただ、Justinは根本的にはノイズ・アーティストだと断固として思うのである!)

前置きが長くなったが、MONOが終わると私はステージ近くを目指して右側(JKB定位置)にスタンバイ!あれ、ドラムセットがない。もしかして今回ドラムレス?
スタッフがセッティングしてる中、やはり右側にJustinが出てきて自分でセッティング。Justinはいつも自分でやるのでその様子が見られるのも楽しいが、ライブスタートまで待ちに待って、「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 」というのはないんで、その辺はなんちゅうかw
そうこうしているうちにライブスタート!やっぱり今回はJustinとDiarmuidだけで、ドラマーなしのドラムマシンバージョンだった。Ted Parsonsじゃなくても、誰かドラムの人が来ると思っていたので(ライブメンバーでは複数のドラマーがやってるようだし)ちょっと意外だった。これはオーガニックなGodflesh編成だ。そのせいで今回のJesuはちょっとマシナリーなサウンドだった。でもJesuはやっぱ生ドラムの方がいいような気もするが(エレクトリックなJesuは別として)、まぁこれはこれで。
今回、低音がすっごいごっつくて、バスドラ音が「ドン!」と鳴るたびにお腹に「バフッ!」と来て、口から「ブホッ!」と出たw 口から謎の塊が出たのは初めてだw
ライブは"Your Pass to Divinity"でスタート。バックスクリーンには、水の流れる様や葉の揺らめきなどの美しい自然の映像と、ガサガサした都会や人工物の映像が交互に映されていて、現在の拠点の北ウェールズと、原点のバーミンガムのどちらにも強く影響されているJustinの内面を表しているようだ。
ちょっと音のミックスの調子が悪いようで、Justinのヴォーカルがかすれたように聞こえたり低音が安定しなかったりで、Justinはちょこちょこつまみを調整していた。後半にはそれも解決したようだった。

7年前のJesu初来日では、それはそれはヘヴィな音で、Godfleshの重さがなくなってしまったのではないか、という不安はすっかり消えた。
しかし今回は演奏する曲も、Jesuのトレードマーク的なクリーンでギターの響きを重ねたサウンドのものが多く、初来日のライブよりも透明感のある演奏だった。低音はぶっとくてヘヴィなのだが、そのヘヴィさには負の感情は含まれておらず、純粋に音の重なりを楽しんでいるようだった。アンコールではJesuの曲の中でも重量級の"Friends Are Evil"をやったのだが、"Friends Are NOT SO Evil"という感じで、以前よりも明らかにダークな感情はなくなっている。
これはなぜか?初来日の2007年当時は、Justinの活動はJesuに集中していた所があったので、「dark side of Justin」も多少なりともJesuに入ってきていた。
しかし現在はGodfleshも再始動して活発にツアーをし、新作も控えている。またGreymachineで歪みに歪んだ超ド級ノイズサウンドを作り上げ、さらにはJK Fleshで荒んだ都会のスーパーマシナリーサウンドを出し切った。「dark side of Justin」は、Jesu以外の複数のユニットで発散出来るので、その結果Jesuは精製され、純化したからではないだろうか?
重い音なのだが、そこに悪意はない。音を重ねて重ねて、天の高みに昇っていく。今のJesuはそんな段階に到達していた。

Jesu↓

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今回のleave them all behind 2014のセットリストや写真、動画はこちらのJKBファンTumblrにバッチリ載っていますので、是非どうぞ。
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