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leave them all behind 2012 (Godflesh, envy, Deafheaven, Mortalized) @代官山Unit 11.4, 2012

2012年11月11日
とうとうこの日がやって来た。遂にこの目でGodfleshのライブを見る事が出来る!一体何年この日を夢見て来た事か。
GodfleshとType O Negativeは、私にとってずっと特別なバンドだった。Type O亡き今は、もうGodfleshしかない。

2002年にGodfleshが解散した時、遂に彼らの姿を生で見る事なく終わってしまうのかと思った。が、Justinが程なく始めたJesuでなんと2007年に来日してくれ、私は初めて生のJustinを拝む事が出来たのであった(ライブレポはこちら)。

Godfleshの解散の理由は、ベースのBenny(G.C. Green)が大学で勉強がしたいから、というものだった。Justinは相当ショックだったようだが、Bennyの意志を尊重し、自分は前に進むためにJesuを始動。
しかし何年か経ってBennyもライブが恋しくなったのか、2010年にフェスを中心に再結成。小躍りするほど喜んだが、海外に行かなきゃ見られないんだろうな、と思っていた。しかし今回のleave them all behindでの来日決定!こんなに嬉しい事はない。
Jesuも好きだが、やはり私はGodfleshが一番好きだ。かくして4ヶ月前からダンナに必ず娘を見てもらうように頼み、5年振りに東京に帰ったのであった。

会場の代官山Unitは私が名古屋に来てから出来たので、今回初めて行った。キャパは500人くらいか。天井が高くて、酸欠にはならなそうだw
この「leave them all behind」はDaymare Recordings主催のライブイベントで今回で3回目だそうだが、今年は二日間に。
前日はSunn O)))、Boris、Chelsea Wolfe、朝生愛というメンツでこれも見たかったのだが、子持ちは一日が限度。二日目からの参戦。
チケットは二日間ともソールドアウトだったらしい。
Unitに入ってすぐに物販ブースでGodfleshのTシャツを買う。今回限定の、"Love and Hate in Dub"のジャケデザイン。

開演時間の4時半頃、一番手のMortalizedが登場。京都出身のグラインドコアという事だったが、今回Godflesh以外ではこのバンドが一番気に入った。
激しい展開の激速グラインドコアで、曲はあっという間に終わるw ちょっと変態チックでアヴァンギャルドな所も。鋭く咆哮するVoは存在感十分で、めちゃめちゃかっこいい!
ライブ自体何年振りかというくらいだったのだが、Mortalizedの演奏でデカい音で暴れるライブの楽しさを思い出した。

ほぼタイムテーブル通りに終わり、次のDeafheavenもタイムテーブル通りに出て来た。前日もそうだったらしいが、このイベントはほんとにキチキチと時間厳守で進行していた。この手のイベントは押すのが当たり前だが、全くなかった。
あと入り口でのカメラチェックがなくて、撮影禁止のアナウンスもなく、前日もみんなスマホでパシャパシャ撮ってたそうなので私もパシャパシャ。普通のライブハウスのノリだ。

Deafheavenは2010年結成のサンフランシスコ出身のバンドで、ポストブラックメタルとハードコアを掛け合わせたサウンドとの事だったが、そんなにブラックメタル臭はしないような。雰囲気のあるギターを重ねて、激情型Voが絶叫するというスタイル。
この後に出るenvyのファンに受け入れられそう。

このバンド、Voはタッパもあって高校時代はクォーターバック、みたいなタイプで、横を刈り上げた凝った髪型をしていて本人も「オレ結構イケてる」と思ってそうなのだが、他のメンバーが放つオタク臭がすごい。「Nerd見本市」みたいでw 特に向かって左側の髪の長めのギターがオタ濃度Maxで、ギターの位置もドリカムのベース並に高いw

と、いうルックス面は置いといて、結成2年にもかかわらず自分達のサウンドはかなり確立されているので、今後グングン伸びそうな期待のバンドだ。

さて、次はenvy。この日のチケットが売り切れたのは、多分Godfleshじゃなくてenvyのせいだと思う(´Д` ) 彼らはすごく人気があるもんね。で、やはりDeafheavenが終わるとたくさんの人がドドドと前の方に行った。私は彼らに場所を譲って後ろの方へ。

私はenvyと対バンしそうなバンドはよく見てるのだが、なぜかenvyはニアミスで一度も見る機会がなかった。初めて見るに当たって彼らの音は一通り試聴したのだが、私はあまり泣きの入ったサウンドが得意ではないので、それほど入り込むバンドではないかな~、という印象だった。

しかし、演奏が始まると「おおおっっ?!」と引き込まれる。とにかくライブで鍛えたのがよく分かるプレイで、緩急心得た見事なものだった。
ギターの表現力が素晴らしく、情感豊かに歌いまくる。そしてカリスマ性のあるVoは観客を完全に掌握し、場内の熱狂を煽っていく。時に語りも入ったりするが、クサいとかそういう感じはしない。必然性が感じられた。
ドラマチックでリリカルな彼らのサウンドは、好きな人にはたまらないだろう。彼らの人気が納得できた。
彼らと前日出演のBorisはleave them all behindの初回から毎回出ているそうで、前日のBorisはアルバム「Flood」を全曲演奏だったのと同じく、envyは11年前の「君の靴と未来」の全曲演奏。
このアルバムの曲をやるのは久々だったそうだが、この11年で世界的な人気を誇るバンドに成長した彼らは、昔よりもずっと説得力のある演奏だったことだろう。
Borisとenvyという日本を代表するバンドと海外の先鋭的なバンドの競演は、海外の人たちもうらやましいようなものなのではないだろうか。

場内を熱狂の渦に巻き込んでenvy終了。この日の音源は後でネットで配信するそうだ。
envyファンの皆さんがドドドと退場するのと入れ替わりに、私達Godflesh信者は前の方に突き進む!

ああもうほんとにもうすぐ目の前にGodfleshが出てくるなんて信じられない!Justinがもしまた来日する可能性があるとしたら、今年の春に出たJK Fleshでかな、と思っていたが(JK Fleshのアルバムも素晴らしい出来だった!)、まさかGodfleshで来てくれるとは!
サウンドチェックの音がまさにGodfleshの音色で、だんだん気持ちが高揚してくる。
そして8時過ぎに、遂にJustinとBennyがステージに!

"Like Rats"でスタートすると、もう観客は驚喜していきなり大盛り上がり!うわぁもうマジかよGODFLESHがLike Ratsやってるよちょっともうほんと夢かこれは!!!
私は中央の前から3列目くらいにいたのだが、モッシュが始まったので少し下がって4列目くらいへ。Godfleshでモッシュが始まるなんて!全く熱狂的なファンが日本にこんなにいたなんて、一体この人達は今までどこに隠れていたんだw

Bennyの重くうねるベースが地を這い、Justinは激しく頭を振りながらあのギターリフを刻み、獣のように吼える!
解散前の最後のアルバム(再結成したんだから最新作か?)"Hymns"では生ドラムでTed Parsonsが参加していたが、今回は本来のJustinとBennyとドラムマシンというラインナップ。
今回のライブほど、ドラムマシンサウンドのかっこよさを感じたことはなかった。やっぱGodfleshはドラムマシンだよ!冷酷無慈悲なGodfleshサウンドにはやはりドラムマシンの無機質なビートが一番合っている。
超重量級のリフの音圧に冷たく獰猛なリズムが絡み合い、会場はちょっと感じたことのない種類の熱狂に。
Godfleshのトレードマークの、重く反復される催眠リフ!みんなこれに合わせて頭を振り体を揺らし、他のバンドでは絶対感じることの出来ない地獄のようなトランス状態に浸る。

演奏したのは初期~中期の曲が中心だったと思う。後期の曲はほとんどやらなかったんじゃないかな。
ステージ後方のスクリーンにはいろいろな映像が投影されていた。"Streetcleaner"のジャケを動かしたりしたものとか、映画のシーン、アルブレヒト・デューラーやその他中世の絵画など、非常にかっこよかった。

Godfleshサウンドの屋台骨を支えているのは、実はBennyだというのがライブでよく分かった。太い太い重低音の凶暴なベースのビートがあってこそ、初めてGodfleshの有無を言わせぬあの音が存在するのだ。
JustinはBennyに絶対的な信頼を置き、しっかりとGodfleshの足元を支えてもらって自分は自在に吼え、凶器と化したギターで闇を切り刻む。
なんかJustinはギターと一体化したような、体の一部になっているような、そんなプレイだった。

曲が進むにつれて演奏はどんどん熱気を帯び、もう会場はどうにもこうにもとんでもない盛り上がり!Jesuの時の演奏も素晴らしいものだったが、Godfleshではやはり激しくプレイするし、会場もどんどん一つになる。
"Crush My Soul"(私の一番好きな曲)で熱狂は最高潮に達し、演奏が終わるとJustinは何度も"Thank you"と言って頭を下げ、二人はステージを去った。

あれだけの素晴らしい演奏で、私達の興奮は収まらない!手を叩き歓声を上げ、アンコールを要求。Godfleshは素っ気なさそうだからもしかしてアンコールなし?と不安になったが、ほどなく二人がステージに帰ってきた!

アンコールでは"Slateman"をやった。後でYouTubeでいろいろライブ動画を見たのだが、どうやらこの曲がいつもラストらしい。
Justinはギターを肩に掛け、あのコードを鳴らす。ゆったりとしたビートのこの曲は、確かにラストにふさわしい気高いものだった。あの時のJustinのプレイは、もう壮絶としか言いようのない素晴らしいもので、私は無我夢中でその姿を目に焼き付けた。雷鳴のようなリズムマシンのサウンドをバックに、高まる感情のままにギターを操るJustinはもうほとんど神々しく、雄々しくて高貴で、血も肉も音楽で出来ているようだった。まさしくGodfleshの名の通り、音楽の神が肉体化したような人だった。

いつまでもいつまでも、このビートに身をゆだね、聴き続けていたかった。身も心もGodfleshに捧げてしまいたかった。しかし残酷にも演奏は終了。最後の所でJustinが背中を向けて、ギターノイズをキィィィ~~~ンとやる所がめちゃくちゃかっこよかった。Justinは再び何度も何度も"Thank you so much"と言いながら頭を下げた。神なのにこの謙虚さ!もうダメJustin抱いて!w
Justinは「すぐにまた東京に戻ってくるよ」と言っていたが、本気?!もうあの催眠リフを注入しないと禁断症状が出る身体になってしまったので、早く帰ってきて!

本当に本当に、心の底からかっこいいライブだった。正直こんなにかっこいいライブをやってくれるなんて思っていなかった。私の生涯No.1のライブだったかも知れない。最愛のバンドが予想以上の素晴らしいライブをやってくれるなんて、もう死んでもいいw いや、Justinが戻ってくると言ったんだからまだ死ねない!



この記事はライブ終了の一週間後に書いているが、あれから私は何かに取り憑かれたようにGodfleshのアルバムを聴き続け、YouTubeでライブ動画を探し続け、Googleで「Godflesh」で検索し続け、wikiの隅々まで読んでしまっている。
今まで数々の素晴らしいライブを体験してきたが、こんなにいつまでも引きずるようなことはなかった。もう完全なGodflesh中毒。Godflesh廃人。
それもこれもJustinがかっこよすぎたからだ!どうしてくれるの早く戻ってきて~・゜・(ノД`;)・゜・



さて、一応私もiPhoneでたくさんGodfleshの写真を撮ったが、かなりぶれてしまってるのが多くてがっかり。ここでなんとかぶれなかったのを何枚か公開します。細部が潰れちゃってるのもありますがご勘弁を(;´Д`)

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クマさんのようなBennyのアップがどれも使い物にならなくて悲しい・・・

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