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JK FLESH / GOTH-TRAD / DREAMPV$HER at O-Nest, Shibuya, Tokyo(7/21, 2015)

2015年07月30日
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今回はGodfleshの単独東名阪ツアーで来日した彼らだが、去年のようにJustinのソロのJK FLESHのエクストラショウも行われる事に。先週の土曜に行った名古屋ハックフィンでのGodfleshライブの後でJustinとBennyとおしゃべりするというとんでもないチャンスに恵まれ、Justin本人から「JK FLESHにも来てよ~」と言われりゃそりゃもう行かない訳には・・・(;´Д`)
今回は厳しい財政事情により東京行きはやめようかと思っていたのだが、案の定行く事になりました。だって2年間は再来日はしないって言うし、今回のJK FLESHでは新曲やるって言うし!

1年振りの帰郷。うだりそうな暑さの渋谷でレコード屋を物色してから、通い慣れたO-Nestへ!
O-WestではV系のライブがあるらしく、長い行列で整理券順に入場していたが、Nestに入ると……あああ中がよ~く見渡せるよ(´Д` )

火曜日だし、すごいJustinファンのフォロワーさんも仕事で来られなくなってしまった。そういう人も結構いたんでは。
去年はRussian Circlesがトリだったから、その動員で平日でもわりと埋まってたけど、今回のメンツはライブハウスよりもクラブで深夜に見たいような感じだから、平日の早い時間っていうのはなかなか厳しかったな。

まぁそんな感じで呼吸もしやすい入りの中w、最初のDREAMPV$HERが始まった。
二人組で、テーブルの上はなんか配線ウネウネ。モジュラーシンセを使ってるらしい。しばらく様子見だったが、次第に気持ちのいいビートに乗ってきて、身体が自然と動く。
ミニマルでなんとなく'80sっぽい感触のビートに、やはりどこかレトロな音色のエレクトロニクスサウンドが絡むような演奏なのだが、パフォーマンスが進むに連れて覚醒してくるような、面白いステージだった。ドローンノイズとかそういう系ではなくて、軽やかでユニークな音世界が次々に広がっていくような、そんなステージだった。今後の活躍が楽しみなデュオだ。

◼︎DREAMPV$HER↓




さて、転換があっという間に終わって、GOTH-TRADだ!彼の名前は内外のいろんな所で見ていたので、前からライブを見てみたかったアーティストだ。
テーブルの上のケーブルが太い白なのがなんかかっこいい。
爆撃音のようなアグレッシブなノイズからスタートすると、もうこういうの大好物なんでガシッとハートをつかまれる。TwitterでJustinから多大な影響を受けたと書いてるのを見たが、確かにそういう痕跡はあちこちに感じられる。ドシっとした重さのあるベースラインに、カチッとした硬質なエレクトロニクス、というような所に。
しかしそれだけではなく、どこか色気のある、艶やかな感触が全編に漂っていたのが印象的だった。攻撃性と滑らかな質感の多重奏は、次第に大きなうねりとなってどんどん聴衆を引き込んでいく。この手腕はさすがだと思った。熟練した職人のようだった。
最後は女性Voのサンプリングを使った美しい曲で締められたが、このメロディーライン、なんか聴き覚えあるような気もするけどなんだっけ?と後日ツイートしたら、ゴストラ先生直々にこの曲だと教えていただきました!
ほんとに素晴らしいセットで、陶酔いたしました。どことなくエレガントな感じもあって。また見たい!

◼︎GOTH-TRAD↓




こういう形式のライブは、転換が早い!最後のJK FLESHもすぐに始まった。
去年のJK FLESHはソロなのにいつもの向かって右側でやっていたが、今回は真ん中で。それに去年と違ってギターがない!
「ギターを弾くJustinが好きなのに~」と思ったが、それはすぐに間違いだと気付かされた。

名古屋でJustinから今回は新曲をプレイすると聞かされていたが、旧曲と半々くらいのセットかな~、と思っていたらなんとほぼ全曲新曲!いやほぼじゃなくて全部新曲だったかも。
去年は緑色のウインドブレーカーのフードをすっぽり被る「JK FLESHスタイル」だったが、今回はデニムシャツを首元までキッチリボタンを留めていた。
ラップトップとシンプルなエフェクター類という機材は去年とあまり変わらなかったが(いや去年よりシンプルだったかも)、クールな佇まい。ハックフィンであんなに熱く演奏していたのが嘘のよう。
去年のJK FLESHもクールな感じではあったが、時折ロックっぽさを感じさせるアクションがあったり、絶叫ヴォーカルもあった。

しかし今回はヴォーカルもギターもアクションもなし、あえてそういうロック的な要素を排除し、淡々とクールにプレイ。
音は以前よりもずっとダンスミュージックに近づいた感じで、重くザラついたビートなのはやはりJustinらしいが、ヘッドバンギングよりも腰が動いてしまう!
以前のJK FLESHは、ダブステップ的サウンドを取り込みながらもやはりどこかにロック感があり、打ち込みとロックのGodfleshと多少方向性が被る部分もあった。しかしそこはさすがJustin、プロジェクトごとの違いをよりハッキリさせる事にしたようだ。

前半はクールにラップトップの画面を覗き込んでいたJustinだが、後半、だんだん場内の熱気がヒートアップしてくると、頭フリフリ。観客は重量級のコンクリートビートに踊り狂う!
明らかに今までのJK FLESHとは違う、第2章のスタートを、この目で目撃する事が出来てほんとにラッキーだった。わざわざ名古屋から帰ってきてよかった!
この新しいJK FLESHのセットは多分世界で初めて東京でプレイしたと思うし
(今年1月のベルリンのCTMフェスティバルにJK FLESH名義で出演したが、その時の写真は去年の東京と同じ緑フードでマイクを握っているので、今までのセットと同じだと思われる)、生で初めて聴いた、それほど大勢ではない( ;´Д`)聴衆の一人だった事に興奮する!東京にいたのにこれを見なかったJKBファンはほんとにもったいない!

我を忘れてガキゴキハイパーダンスビートに踊り狂い、汗だくで最高潮に達した所でライブ終了。Justinペコリとお辞儀して退場。ほんとにかっこよかったので観衆は拍手を続けてアンコールを待つが、残酷にも明かりが点いてBGMが。まぁこういうセットの場合はアンコールとかないか~。

JK FLESHの新作は今年11月のリリースを予定しているとJustinが言っていたので、これは本当に楽しみだ!今までの作品よりも相当ダンサブルになっているはず。早く聴きたい!

◼︎JK FLESH↓











↑今回はこういう「後ろを向く」というアクションがw




ライブ終了後、外に出てフォロワーさんとちょっとJustinを待ってみたのだが、時間切れで残念ながら退散。
O-WestのV系の物販を下でやっていたので、その客が溢れかえっていて、Justinも出にくい雰囲気だったと思う。出て来た所で「誰あの外人」扱いだよ( ;´Д`)
名古屋からちゃんと見に来たよ!とJustinに報告したかったんだけど~!


後から思い返して、まだまだたくさんJustinに聞いてみたい事があったんだけどな。まず、

・今年と来年、GodfleshはシカゴのCold Waves Festivalと、シェフィールドのResistanz Festivalの二つのインダストリアルフェスに出る。今までは大きなメタルフェスや、doom/experimental系のフェスにはよく出ていたが、インダストリアルフェスには出た事はなかった。これはやはり、彼らは自分達をインダストリアルバンドだと認識しているからなのかどうか、是非聞いてみたかった。

・Justinのレーベル、Avalanche Recordingsの名前は、Godfleshと同じくロック界の頑固なドラムマシン使いである、Sisters of Mercyのドラムマシン「Doktor Avalanche」にちなんだものなのかどうか。でもJustinが特にSistersが好きだとかいう話は聞いた事ないしな~。これ、ずーーーーっと昔から気になってる事。

・Bennyのアルバムのクレジットはずっと「G.C. Green」だったが、"Decline and Fall"以降は「B.C. Green」になっているのはなぜか。みんなBennyって呼んでるからかな。

・アルバムジャケやライナーに映画のスチルをよく使っていたり、ライブでのバック映像にアート系のサイレント映画を使っていたりと、どう考えても映画好きと思われるが、その辺について語っているインタビューはあまり読んだ事がないのでいろいろ聞いてみたかった。

・それと、"A World Lit Only by Fire"にTed Parsonsのドラムを入れたリミックスアルバムが出る予定だと以前Justinが言ってたが、このリリース日を聞くの忘れた!
あとTechno Animalの版権がJustinとKevinに戻ってきたので、少なくとも再発はする予定だというのをTwitterでファンに返信しているのを見たが、この具体的な事も聞けばよかった!

他にも後から後から聞いてみたかった事が出てくるな~。

とにかく、最高のライブ2本と、Godfleshの二人と話せた、という素晴らしい数日間だった。
前回のGodflesh来日は、Godflesh復活を宣言するような内容だったが、今回は明らかに彼らが過去を再現するだけのバンドではなく、依然進化し続けているバンドだという事を見せつけられた。これが何より私がGodflesh/その他数多くのJustinのプロジェクトが好きな理由だ。

2年は見られないのは残念だが、次の展開を心より楽しみにしている。
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Godflesh / Endon at Huck Finn, Nagoya (7/18, 2015)

2015年07月28日
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去年の今頃、JesuJK Fleshで東京に帰り(2往復)、Justinにも会えて幸せいっぱいでこの1年間を過ごして来たが、なんとたった1年でまた戻ってきてくれるとは!今回は待望の単独ツアーで、東名阪!名古屋に来てくれるなんて~。
かなり前にJustinがFacebookで7月にジャパンツアーがある事は公表していたのだが、去年のようにイベントなのか、単独なのかは分からなかった。イベントだったらまた東京だし、とちょこちょことGodflesh貯金に励んできたw

蓋を開けてみたら単独東名阪ツアーで、サポートがEndon!これは理想的。名古屋はうちからチャリ圏内の今池ハックフィンだし。
名古屋公演があるなら東京はなしで、代わりに大阪も行こうかと思っていた。大阪なら日帰り可能だし。
…と思っていたら、またまた去年と同じくJK Fleshのエクストラショウが!こりゃやっぱ行かねばなるまい。平日だけど夏休みなので娘は連れて行けるし。

しかーし、予定外の出費をする必要に迫られ、東京行きは金銭的にかなり厳しい事に。
まぁこの調子だと毎年来そうな感じだし、去年からJK Fleshの新作は出てないし、今回はパスしようか…(贅沢にすっかり慣れてしまった!)、名古屋公演がめちゃめちゃ良かったらそこで考えよう、と7:3くらいで行かない可能性の方が高い状態でライブ当日を迎えた。
それが、あんな展開になるとは…w

チャリをいつも買い物してるダイエーに停め、いざハックフィンへ!
中に入ると黒T男子ばっかだよ!入りはまぁまぁか。
さて、ドリンクを…と思ったら、ドリンクバーの前にGodflesh二人が!!!Justinは私のGodflesh Tシャツに目を留め、笑いかけてくれた。ど、どうしよう、話し掛けに行こうか…ふ、震える…うわぁぁぁ~!
などとグズグズしてたら二人とも出て行ってしまった。ヘナヘナヘナ~( ;´Д`)

今回の名古屋公演は、メンバーのたっての希望だとDaymareのツイートにあった。7、8年前の名古屋クアトロガラガラのExtreme DojoでのJesuはトラウマになってないのか…( ;´Д`)
今回のハックフィンは小振りなパンク箱だし、ガラガラよりはいい。
この箱では、名古屋に来たばかりの頃にUnsaneを見ている。UnsaneとGodfleshがやった事のある箱が、私のガチ生活圏にあるなんて~。

さて、サポートのEndonスタート!彼らは去年のJK Fleshで初めて見たが、凶暴なグラインドノイズという感じで非常に良かった。
あれからライブを重ね、彼らは一回り大きく成長したような、貫禄のステージングだった。オープニングのバリッとしたノイズが、否が応でも期待を盛り上げる。
彼らはVo、G、Ds、ノイズシンセ×2というちょっと変わった編成でベースレス。こういう編成が単なるグラインドコアじゃなくてノイズ寄りっぽくていいよね!
ステージは阿鼻叫喚のノイズ地獄!ノイズにもクールなノイズやトリッピーなノイズといろいろあるが、Endonのは威嚇するノイズ!ドーパミン出まくって観客も熱狂の渦。激しいドラミングと咆哮するVo、キレッキレの動きのG、嵐のように会場をグチャグチャにして、観客をねじ伏せて去っていった。迫力は去年よりも大幅に増し、大層かっこよくなっていた。
彼らは長らく過去リリース作品の管理のみだったHydra Head Recordsの復活リリースとして”Mama"を出すそうで、ワールドワイドな活躍が期待できる。日本を代表する凶暴バンドとして、世界を荒らし回ってほしい。

■Endon↓

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さて、Endonが終わって転換タイム。定位置の右側へ。いつもJustinは自分でセッティングするのでそろそろかな~と思っていると出てきた。と思ったらBenny(G.C. Green)も!
それからほどなくライブ開始!新作「A World Lit Only By Fire」の”New Dark Ages"でスタート!
事前に4月のミラノでのライブを見ていたのだが、Justinはこの時着ていた「SYK」っていうのと同じTシャツ!昨日の東京公演でもこれを着ていたけど、洗ったよねw ミラノではBennyもこれを着ていて、おっさん二人のペアルックに笑ったw
SYKはイタリアのグラインドノイズ系バンドらしく、Facebookページ発見。Godfleshのイタリア公演でサポートをやったらしい。サポートバンドのTシャツを着てくれるって、なんていい人達なんや!しかも日本に来てまで!

ハックフィンはギュッと詰まった感じの音が鳴る箱で、この日の音響技師の人は名古屋最強のとの事だったが、音の塊感がすごい!海外の記事ではよく"monolithitic"(一枚岩のような)と形容されるGodfleshだが、スピーカーから巨大な岩石がガンガン飛んできて、腹にズンズン突き刺さるような、ズシッと重量感のある音はすごかった。"New Dark Ages"の尖った重いリフが、塊になって私達を襲う!一気に会場の温度上昇!
Bennyのどっしりとしたベースが重い重いグルーブを生み、Justinのギターがザクザクと闇を切り刻む。そしてJustin吼える!これだよこれ、やっぱりGodfleshが一番好きだ。本当に大好きだ。
そして"Deadend"、"Shut Me Down"と前半は"A World~"からの曲が続く。"Shut Me Down"は新作の中で私が一番好きな曲で、ヒップホップビートがたまらない。これはやっぱりPublic Enemyの"Shut'em Down"にかけたんだろうな~。
そして"Life Giver, Life Taker"、"Carrion"と続く。この辺の曲って、なんか変な言い方だけどGodfleshが解釈したロックンロール感があると言うか、「重い!とにかく重い!」っていうGodfleshのイメージを軽やかにかわすような、そんな抜け感があって好きだ。"Carrion"後半のギターソロ(っていうのもGodfleshにはなんだか合わないけど)の、ブォォォン!と鳴らすアクションがめちゃめちゃかっこいい。

新作の曲は"Tower of Emptiness"で終わって、後半からは人気曲のオンパレード!"Christbait Rising"のイントロが始まるとものすごい盛り上がり!みんな頭を振りまくる。
続いて”Streetcleaner"のイントロのサンプリング(これはレクター博士のモデルとなった大量殺人鬼ヘンリー・リー・ルーカスか、ジョン・レノンを殺害したマーク・チャップマンの声だと言われているが確証はなし)が流れるとさらにヒートアップ。
そして"Spite"の次は"Crush My Soul"で最高潮に!Bennyの弦をベンベンと叩く奏法は相変わらずかっこいい。
これで一旦ステージを去り(律儀にペコリペコリとお辞儀)、アンコールは"Like Rats"!熱狂は留まる所を知らず、みんな重いうねりにに身を任せる。
2012年のGodflesh初来日のステージもすごかったが、今回のライブはちょっとあり得ないくらいすごかった。かっこいいのは当然だけど、脳から何か出るような、至高体験とでも言うんですか?Godfleshのサウンドには催眠性があるのが他の重量級バンドとは違う所だけど、トランス感とうねるグルーブに乗る気持ちよさと、ガシガシ攻められる感覚と、ありとあらゆる感覚が渦になって飲み込まれ、音と溶け合って一体化したような。酒も大して飲んでないのにこんなにトリップ出来るライブはちょっとない。私の人生でベストの一つと言えるライブだった。

Set List
1. New Dark Ages
2. Deadend
3. Shut Me Down
4. Life Giver, Life Taker
5. Carrion
6. Towers of Emptiness
7. Christbait Rising
8. Streetcleaner
9. Spite
10. Crush My Soul
-encore-
11. Like Rats

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さて、圧巻のライブも終わり、外に出た。自販機で飲み物を買い、もしかしたら出てくるかも~とダラダラしていたら、あらららすぐにGodflesh二人が出てきた!こ、これはチャーンス!去年のJK Fleshの時はほんとに不意をつかれて心の準備が出来てなかったのでパクパクするだけだったが、今回はハックだし会える可能性も高いとサイン用のペンとCDも持ってきたw
JustinとBennyはビール片手にいろんな人達と談笑していたので見守る。イギリス人らしい男性もいて、「どこから来たの?」「ニューキャッスル!」とか話していた。二人は写真にもサインにも嫌な顔一つせず快く応じていた。

今回は名古屋なので友達もいないし(;´Д`)私は一人だったが、ふと見ると私と同じように他の人達がJ&Bと話し終わるのを静かに待っている女の子二人組が。私のポスカを見て「それあとで貸してください!」と言うのでもちろんもちろん♪こういう時、女の子(私は元ですよ~だ)の団結心は強い。チームを組んでの連係プレイ。
他の人達がいなくなったので、いよいよ私達の番!彼女たちは東京から来たらしく、一人は昨日買ったらしいGodfleshのTシャツ。彼女は本当にまるで去年の私のようで、JustinとBennyを目の前にしてテンパリ最高潮w もう一人はクールに落ち着いたセクシーお姉さんで、英語もわりと話せたので彼女と私で会話を進行。
まず、Bennyに持参した”Slateman"のシングルCDにサインしてもらった。ポスカの色がなかなか出ないので、Bennyに「押してみて」と言ったらCDの端で押したので、バキッとCDケース破壊w Bennyは「ご、ごめん・・・・」と謝ったが、作った本人に壊されたらそれこそ本望。Justinにもサインをお願いしたら快諾。
テンパリの彼女は、JustinとBennyに着ているTシャツの背中にサインしてもらっていた。もう洗えないぞ~w

それから、結構長い間Godfleshと女子3人でおしゃべりタイム!うぉ~、信じられない、Godfleshとおしゃべりしてるよおい!!去年は全くダメダメだったが、今年はさすがに腹も据わって、毎日Huluで海外ドラマ見て英語力の向上に努めてきたおかげで、一応会話はちゃんと成立していたと思う。
Justinは快活に楽しげに話すタイプで、Bennyは物静かに温かく語るタイプ。二人とも私達とのおしゃべりを楽しんでるような態度でいてくれて、超ベテランなのにファンを大切に扱ってくれるこの姿勢には感動ものだ。
以下、二人の人柄が出来るだけ伝わればと、トピックごとに思い出してみました。あとただ「私、ファンなんですぅぅ~♪」なんて会話じゃ満足できないので、ファンのみんなが知りたい事や、音楽についてつたない英語で聞いてみました。

・まず、Justinは日本の梅雨時(当日まだ名古屋は梅雨明けしていなかった)のこの蒸し暑さに相当堪えていたようで、「この張り付くような蒸し暑さ(Justinは"stick"という単語を使っていた)はほんとたまらんわ~」と言っていた。
「でもね~、2月にSoundwave Festivalでオーストラリアに行った時は、42℃の中、オープンエアでのライブだったんだよ。強烈な直射日光で肌が灼けるようだった」
他の二人がSoundwaveと言ってもピンと来なかったようなので(私は当然ガッツリ知っているw)、Justinは「オーストラリアのすごく大きいフェスティバルでね、SlipknotとかFaith No MoreとかSoundgardenとかSmashing PumpkinsとかMarilyn MansonとかFear Factoryとかビッグなバンドがいっぱい出ててね~。まぁ僕たちは小さいステージだったんだけどねw」

・Soundwaveの話が出たので、私が「Soundwaveのサイドショウで、GodfleshはMinistryと共演しましたよね?!」と言うと、Justinは「そうそう、あれはほんとに最高だったよ!Al Jourgensenとはすごくいい友達になったんだよ」
私が「あの共演はインダストリアルファンにとっての夢です」と言うと、Justinは「君はインダストリアルファン?Skinny Puppyとか好き?(私うなずく)」
インダストリアルの話題になったので、さらに「今年、シカゴのCold Waves Festivalに出ますよね?」と振ってみると、「あれすごいよね~、Front Line AssemblyとかSevered Headsとかいっぱい出るよね~。Prurientはほんとにすごいヤツでさ(私深くうなずく)、今回も日本に一緒に連れてこようかと思ったんだよ(!!!!!!)。でも長いフライトは嫌だって言われちゃったw」
JustinはPrurientを非常に買っている様子。私も彼は現在のインダストリアル/ノイズでは最高水準の作品を出していると思うので、今度は是非連れてきて欲しいとお願い。

・フライトの話から、Justinは「今回は11時間のフライトだったんだけど(Justinはマンチェスターから)、オーストラリアに行った時は26時間もかかったんだよ!Bennyは今トルコに住んでてね~」
ここで一同「トルコォォォ????!!!!!」
Benny「イスタンブールに住んでるんだ。とても美しい街だよ」
Daymareのツイートで、なぜJustinとBennyが違う便で来たのか謎だったが、これで解明。私もイスタンブールには前から行ってみたかったし、イスラム美術が好きなのでもっとBennyと話せばよかったとあとから思ったが、この時はトルコに住んでるという衝撃の告白にびっくりでw

・話題は21日火曜のJK Fleshのエクストラショウについて。Justin「明日は大阪に行って、翌日東京に戻ってきて、火曜はJK Fleshのライブやるんだ。来る?来てよ~♪」
私「ほんとに行きたくてたまらないんだけど、子供がいるんです~」
Justin「え?子供?(この言葉に食いつくw)僕にも子供いるんだ♪」
とiPhoneを取り出し、カメラロールを見せてくれた!中身は息子さんのベンジャミン君ばっか!ロック画面はInstagramにもアップしていたこのベンジャミン君だったw↓




みんなでキャーかわい~!と騒いでいると、Justinは満足そうw 見せたくて見せたくて仕方ない感じw ほんとにミニJustinみたいでめちゃめちゃかわいいもんね。Justinは「今4歳でね~、手のかかる子("annoying child"と言ってた)なんだ」
私が「この写真、Instagramで見た事あります」と言うと(実はこの写真が私のカメラロールにも入っているという気持ち悪い事実はおくびにも出さずw)、「あ、Instagram見た?!」と言ってなぜかこの写真を見せてくれたw↓




みんなで「わ~、かわいい~!あなたのネコ?」と聞くと、Justinは「う~ん、そうだったらいいな~って(*´∀`)」
JustinがInstagramでこのネコのアカウントをフォローしているのは前から知っていたが、他のフォローは知り合いのミュージシャンばかりなので謎だった。ネコ好きなのか?っていうか、いきなり全くの他人のネコの写真を私達に見せるというのがよく分からないw
で、思った。これが噂に聞く「Justin妖精説(または天然)」なのだ!

去年会った時も、めちゃめちゃ優しそうでなんて柔らかな雰囲気の人なんだろう、と思ったが、今回ある程度話してみて、なんとなくどういう人なのか分かった。
Justinはもういいおっさんだがw、どこかピュアな少年のような空気をまとっている。なんかかわいらしいんだよねw 一度会ったら、好きにならざるを得ないような本当にチャーミングな人だ。すごく背は高いけど(190近いんじゃないかな?)、繊細で好奇心いっぱいの少年が中にいる感じで、独特の時系列にいるような発言が天然爆発。今回もこんな発言w↓




Justinはキャリアのスタートが10代前半っていう超早いものだったから、今までいろんなバンドやミュージシャンとやって来たけど、いつも一番年下だった、とインタビューで言っていた。Bennyも5つ年上だし、ずっと弟キャラみたいだったんじゃないかな。Bennyも静かにJustinを見守ってるような感じだった。SNSでやり取りが見えるんでなんか感じるんだけど、Kevin MartinもTed Parsonsも、繊細で恐ろしい程の才能に溢れる弟を見守ってるような所が。
JustinとBennyはほんとに仲がよくて、二人で勝手にキャッキャ盛り上がってる程w ファンはバンドのメンバー同士は仲が良くあってほしいと思うものだが、彼らの仲の良さは端から見ていてとても和む光景だった。
JK Fleshの話をしていて、Justinが「こんなアクションをやってさ~」みたいに去年のステージでのマイクをアンプにガッと当てるのを実演していたので、多分あれ気に入ってると思うw

・上の発言でも言っているが、Justinはハックフィンをとても気に入っている様子だった。音がとても良いとほめていた。
「名古屋には来るのは2回目だよね~。前に来たのは、『イェイズー』の時で・・・」と言っていたが、『イェイズー』がJesuの事だと理解するのにちょっと時間がかかってしまった(;´Д`) イェスーではなくイェイズーです。これが正しい発音です。で、「あ、それ私行きました!」と慌てて答える。別にガラガラだったとか言ってなかったので、そういう事気にしないっぽいw

・さて、ここでちょっと取材っぽく今後の予定を聞いてみた。
まず、次の来日はいつ頃になるのか聞くと、2年間は空いてしまうとのこと。「今回はGodfleshで、あと他にもいろいろやる事があるんでね~、どうしてもそれくらい空いちゃうんだ」
あああ、毎年来そうな勢いとか言ってた私がバカだった!贅沢は敵!

それと、JK Fleshの次のアルバムは出るのか聞くと、今年の11月にリリース予定との事!火曜のJK Fleshでのライブでは新曲をプレイするそうで、今までよりもずっとテクノ/インダストリアル寄りの音になるそう。
あと今回のJK Fleshのライブでは、フードは被らないそうなw

で、Justinに「火曜来てよ~♪」と直々にお願いされるともうたまらん!2年来ないし新曲やるし!世界一好きなアーティスト本人に来てって言われたら、そりゃもう断れないべ~(;´Д`)
とにかく「なんとか行けるように頑張ります!」と伝える。頭の中ではいろんなお金の計算が始まるw

そんなこんなでかなり長い間話していて、私達が切り上げるまでいつまでもいてくれそうな雰囲気だったが、さすがに申し訳ないのでお礼を言って別れる。私が"Thank you so much!"を連発して、最後に「ひゃ~!」とガッツポーズをすると二人ともニヤニヤw

Asakoさん(@coldburn123)が投稿した写真 -




↑信じられませんGodfleshの二人に挟まれています!

autograph.png

↑Bennyに破壊された、二人のサイン入りのSlatemanシングルw


この夜は私の生涯最高の夜であった!
ライブは神ライブだし、二人と話せて、しかもめちゃめちゃ楽しくおしゃべり出来たし。もう思い残す事はない。
いや、JK Flesh見に行かねば!


追記 :
私達がJustinがサインを頼まれてたくさん書いているのを待っていると、一人の男性がやって来て「この中に(Twitterの)Type O NegativeアイコンのAsakoさんっています?)と聞かれた。なんじゃそれ!
で、私がそろそろと手を挙げると、ニヤニヤして「いや~、Justinに会えてよかったな~と」。そして去る。
え~、なにこれなにこれ、あなた誰?!

……と「???」だったのだが、後日InstagramでGodfleshのハッシュタグを見ていたら、この男性がどうやらEndonのVoの人らしい事に気付いた!!
ぎょえ~、ライブ2回も見といて分かんなくてほんとすいません( ;´Д`)
だってステージでは凶暴な裸の大将みたいなのに、私服はなんかポップでかわいいカッコしてるし、サングラスで全然雰囲気違うんだもん!!

ほんとすいませんでした~m(_ _)m

leave them all behind 2014 Extra Show(Russian Circles, JK Flesh, Endon) @渋谷 O-Nest(7.15,2014)

2014年07月25日
7月12日のleave them all behind本編を楽しんで一回名古屋に帰り、エクストラ・ショウのJK Fleshのためにまた東京へ!ド平日なので子供の事とかいろいろバッチリと。名古屋-東京二往復+宿泊で、ほんとにもうスッカラカンだが、O-Nestみたいな小さい所でJustin K. Broadrickが見られるなんて、世界的に見ても滅多にない機会。これはなんとしても行かんと。

東京に住んでいた頃、O-NestはDer Eisenrostが頻繁に出ていたり、その周辺バンドも常連だったのでほんとによく通っていた。円山町のこの通りに来たのは10年振りくらいではないだろうか?渋谷は変わったというけれど、この辺はTSUTAYA資本が入った以外はそれほど変わってないような。
でも久し振り過ぎて、Nestへの入口忘れた(;´Д`)

今回のチケット、発売直後でもないのに私の整理番号は2番・・・(汗) ガラガラだったらどうしようと思ったが、開けてみればほぼ満員状態。土曜のltabに行った人が、直後に一気にチケット買ったのかな。

さあ、いよいよライブスタート!一番手は東京最狂とのふれ込みのEndon。事前にライブ動画を見たら、グラインドコア+ノイズみたいな感じで、メンバーの人が写生の時に使う画板みたいな謎の楽器(自作のようだ)をかき鳴らしていたので、これはヤバそうだと期待していた。
バンドはVo、G、Dsと、ノイズ担当の人が二人という変わった編成。ズドドドドドと激しいグラインドで攻めて来た所に、耳をつんざくノイズの応酬!おっかなそうなVoの人は、檻の中の熊みたいにステージをグルグルノシノシと歩き回り、睨みを利かせて絶叫!これはテンション上がる!かっこいいぞ!
ライブ後半で、さっきの画板みたいな楽器を向かって右側のノイズ担当氏が使っていた。ギターの人はVoの人に比べると普通っぽい見た目(服装も綺麗め)なのだが、アクションキレッキレですごい。終盤になるともうイッちゃってるw
とにかくこのバンドはブチ切れててカオス!かっちょいい!今回のltab出演の日本のバンドでは一番気に入った。近々1stフルアルバムを出すそうで、限定リミックスEPはなんとJustin K. Broadrick様とVatican Shadow(a.k.a. Prurient)によるものらしいので、期待しちゃうぞ!

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↑Endon


さあ、次はお待ちかねのJK Flesh!今回はソロなので、真ん中でやるんだろうなと行きやすかった左側最前近くでスタンバイ。そしたらGodfleshやJesuの時みたいに、いつもの右側に機材をセッティングしてる!なんで一人なのに隅っこでやるの~?!あそこが落ち着くのだろうか。遠い所に陣取っちゃったよ(;´Д`)
しばらくするとJustinが赤いお酒(カシスオレンジ?)を片手にセッティングに出てきた。服はJesuのステージで着てたみたいな半袖シャツ。
一旦引っ込んで、再びステージに出てきた時には・・・・・・あああああ!!!!緑色のウインドブレーカーを着て、フードを被っている!フードだよやっぱフード!JK Fleshの時はフードがお約束なのね。緑でカエルちゃんみたいだよ!w

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↑カエルちゃんで~す

フードを被ってJK Fleshに変身したJustinの顔は口元しか見えないが、引き締まった口元は非常に凛々しい。ステージにはラップトップとエフェクターの載った机が右側にと、あと真ん中辺にギター。
Prurientとのスプリットの"Fear of Fear"でライブスタート!地を這うような重量級のノイズが溢れ出し、不穏な空気が会場を満たす。Jesuとはまた違う、「dark side of Justin Broadrick」が解き放たれた!
Justinはラップトップやエフェクターを操りつつ、ハンドマイクを両手に持って、全身から怒りを絞り出すように絶叫!GodfleshでもJesuでも、Justinはいつもギターを持ってスタンドマイクだから、こういう風に両手でマイクを持つ姿は非常に新鮮!めちゃくちゃかっこいい!

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時々ギターに持ち替えていたが、プラグを抜き差しする時に出た「コン」っていう音にディレイがかかって、「コン・・・コン・・・コン・・・」となっていたw

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こういうノイズ系のラップトップを使ったライブは、「机に向かって黙々と作業」という風になりがちだが、Justinはエフェクターのスイッチ押したりするのもいちいちかっこよくて、ちゃんとアクションで魅せるのがさすがだ。特にかっこよかったのが、ハンドマイクを持った腕を後ろにガッと伸ばして、アンプに向けてフィードバックを出すアクション!これ最高だった!↓

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バックスクリーンにはもろ「バーミンガム」なインダストリアル的映像と、古い白黒映画(サイレント?)が映し出されていた。20年代か30年代っぽいドレスの女性と男性が出てくる映画だったが、あれは何だろうか?”Streetcleaner"のジャケはケン・ラッセルの「アルタード・ステーツ」のスチルだったり、”Marciless"のジャケは1943年の実験映画"Meshes of the Afternoon"のスチルだったりと映画に詳しそうなJustinなので、これも何かカルト的なものなのかも。
演奏した曲はちょくちょく知らないようなのがあったのだが、後でセットリストを見たら、未発表曲やWhite Static Demonの曲をやったようだ。ライブ前にバックスクリーンに「JKF VS WSD」という文字が映し出されていて、(JKFはJK Fleshだと分かったが)「WSDってなんだろ?」と思っていたが、White Static Demonの事だったのね。
不安、恐怖、荒廃、といった負のワードばかり浮かぶJK Fleshのサウンドは、Jesuでの透明感とは好対照だ。この二面性を併せ持ってこそJustinだ。地を這う重いビートとうねりとぐろを巻くノイズの渦をギターで切り裂き、絶叫で身体性を持たせたJK Fleshの音楽は、ささくれた都会に潜む人間そのもの。凄みのある混沌で、素晴らしいライブだった。大満足!とにかく何から何までかっこよかった!

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おまけ:ライブ後のお片づけ中のJustin。急に優しげな顔になるw↓

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今回のleave them all behind 2014のセットリストや写真、動画はこちらのJKBファンTumblrにバッチリ載っていますので、是非どうぞ。


JK Fleshの最高にかっこいいライブの興奮も冷めやらぬ所だが、次は本日のヘッドライナー、Russian Circles!
12日のltab本編での彼らのライブですっかりファンになり、今回ヘッドラインということで前回よりも長くやってくれそうなので楽しみだ。

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前回もそうだったのでいつもこうなのだと思うが、彼らのライブの下から逆光で照らすライティングは非常にかっこいい。スモークを焚き、ビュービュー風を吹かせるので(これが結構寒かったがw)、嵐の中にいるような効果が出る。メンバーは白い光の中に浮き上がり、ドラマティックな効果抜群。
やはりヘッドラインという事でバンドの意気込みも違ったのか、前回のライブよりも遙かによかった。強風吹きすさぶような曲を次々に畳みかけ、大きなうねりとなって会場の空気を鷲づかみ!
タイトで雷鳴のようなドラム、ガッシガシと地響きするようなベース、変幻自在のギター、これらの鉄壁のアンサンブルが、異世界へと連れて行ってくれる。彼らの演奏は情景描写力みたいなのに優れているので、まるで映像を見ているかのようだ。
後で調べて分かったのだが、独特の雰囲気はフットペダルで操作しているループやサンプリングによるもののようだ。これの使い方がめちゃくちゃ上手い。「サンプラーいじってますよ」みたいなのがないので、自然にバンドサウンドに溶け込み、想像以上の効果を出している。
やはり前回より長くやってくれたので、十分満喫する事が出来た。アンコールでやった曲のイントロで歓声が上がったが、これは初期の”Youngblood"という曲のようだ。
壮大でドラマティックなサウンドでありながら、決してウェットにはならない所が非常によかった。これが私には一番大事。
あまりにライブが素晴らしかったので、帰りに物販で最新アルバムの”Memorial"を購入。JKBは置いといて、今回のltabでの一番の収穫はRussian Circlesだ。名前と大体の音は知っていたけれど、今回ライブを見なければ、それで終わっていた。すごいバンドを体験する事が出来てほんとによかった。

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さて、大満足の本日のイベントだったが、実はJK Fleshが終わった後でトイレの列に並んでいたら、いつもTwitterでおしゃべりしているフォロワーさんにバッタリ。事前にお互いGodfleshのTシャツを着ていくという事は言っていたが、列の前後でGF着てるんで「あれ、もしや?!」とw
彼はライブ前に外でJustinに偶然会って、写真を一緒に撮ってサインしてもらったそうで、「うわーうわー超うらやましい!」とそれらを見せてもらった。
すべてのライブ終了後、彼がちょっとJustinの出待ちをしたいという事で私も一緒に外で待ってみた。今日は終了時間が10時半過ぎと結構遅かったので、彼も電車の時間があるのでそれほど待てない(私は渋谷に泊まっていたが)。なかなか出てこないね~、と上のバーに戻ってみたが、バンドメンバーが来そうな雰囲気ゼロ。また下に戻ってしばらくウダウダしていた。すると・・・

「あれ、あの長身の人、Justinじゃ?!」
彼の言葉に振り向くと、20m程先に、じゃ、じゃ、じゃ、じゃすてぃ~~~~~ん????!!!!
JustinとJesuのDairmuidが二人でこちらへスタスタ歩いてくる!!!!!
私はもう頭が真っ白になり、(自分ではよく覚えてないが)キャーキャー叫んでたらしい。思わず両手を口に当てて、呆然としてJustinを見つめていたら、彼がニコニコしてこっちにやって来た!20年以上、ずーーーーっっと憧れていた孤高の人が、目の前にいて私に微笑みかけている!!!!
私はもう口をパクパクさせて、言いたい事は山程あったのに、胸がいっぱいすぎて何も言えなかった。Justinは私のGodflesh Tシャツを指さして「おお~」みたいに笑いかけた。で、握手してくれた!!!!神の手に触れた!!!!大きくて繊細な、芸術家の手だった。
私がアワアワしていると、アイビーさん(フォロワーさん)がJustinに「Photograph OK?」と言ってくれて、Justinはニコニコと「Sure!」
実はこの場にずっとDiarmuidもいたのだが、私の目には全く入っていなかった(;´Д`) アイビーさんがJustinと私と一緒に彼にも写真に入ってもらおうとしたのだが、スッとよけてくださった(大汗)。「この女、Justinしか見えてないな」とバレバレだったんだろう。本当に申し訳ない。JustinとDiarmuidはもう30年以上の付き合いだし、この辺は阿吽の呼吸なんだろう。紳士である。
アイビーさんに私のiPhoneを渡して、Justinと一緒にパチリ。結構たくさん撮ってくれて、ほんとにありがとう!
とにかくJustinにサンキューとだけなんとか言い、彼らはニコニコしてNestの中に入っていった。

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↑Mr. Justin Broadrick & Me !

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↑渋谷 円山町にて
JKB氏:「ちょっと疲れたね、どこかで少し休もうか」
人妻A子「あら、いいわね、早く二人っきりになりたいわ


もう、この瞬間以来、私はフワフワ感が止まらないw
Justinの手に触れて、隣に寄り添って彼の体温を感じたなんて!!!!!信じられない。
Justinはものすごく柔らかで穏やかな雰囲気を持った人で、心底優しい瞳をしていた。ずっと微笑みをたたえていて、そう、まさに今のJesuの音楽のような人だった。何とも言えない不思議な空気をまとった人で、誰でも彼を好きにならずにはいられない、そんなオーラを持っていた。

後日、Justinが彼のInstagramのアカウントにJK Fleshライブの写真をアップしていたので、胸がいっぱいで言えなかった事をコメントしてきた。アメドラ見て英語も勉強してきたのに、サンキューしか言えなかった自分が情けない。20年以上彼の音楽を世界で一番愛してきて、ライブも最高だったと、一応伝えられた。

それにしても、このミラクルはライブ前にもJustinに会った、アイビーさんの強運のおかげである!本当にSpecial Thanks to アイビーシラカバさん!一生忘れられない、私の宝物の経験になりました。
スッカラカンになったけど、やっぱり行ってよかった!

leave them all behind 2014(Jesu, MONO, Russian Circles, Cohol) @代官山Unit(7.12,2014)

2014年07月24日
およそ1年8ヶ月ぶりのleave them all behind!前回のltabではまさかのGodflesh来日!もう最高過ぎるライブに1年近くその熱狂が収まらず、熱病のようにJustin Broadrick関連のものを買い漁っていたのであったw
今回はJesuをヘッドライナーに迎え、私も前回以来の帰京となった。Jesuが来るだけでも大興奮なのに、今回はエクストラ・ショウとしてJK Fleshのライブもやってくれるとあって、これはもう両方行くしかない。しかし微妙に日にちが空いたスケジュールなので、名古屋-東京間を2往復、それぞれ一泊で、もう私はスッカラカンになったが、それに見合う、人生最大の素晴らしい経験をしたのであった!

今回のltabが迫った週は「最大級」という台風がやって来ていて、飛行機が飛ばないんじゃないかとヒヤヒヤしていたが、意外とあっさり台風は弱ってくれて、無事Jesu入国。










7月12日は台風一過でカンカン照りのいい天気。新幹線に乗って、いざ東京へ!↑のDaymareさんのツイートに萌え死にw 前々からJustinは仙人みたいな人なんだろうな、とは思っていたが、妖精さんとはw きっと、ピュアで多少天然っぽい所がある人なんだろう。これとかw ↓ 愛されキャラなんだろうな。




代官山Unitに着くと、もうトップバッターのCoholが始まっていた。彼らは東京のポスト・ブラックメタルということで、事前に試聴した限りではDeafheavenみたいな感じの音だった。
3ピースで、スローで重く、アトモスフェリックなサウンドを大音量で奏でていた。まぁ厳密には、私個人はあまりこういう音が好きではない。ちょっとウェットな感じなんで。でも、演奏は思いの外タイトで、今後すごく伸びそうなバンドだ。フランスのレーベルと契約してアルバムが出るそうなんで、これからワールドワイドでの活躍が期待される。日本のシーンでもこういう音は人気があるし、ライブをどんどん重ねて頑張って欲しい。


次はシカゴのポスト・メタル最右翼というRussian Circles。今回Jesu以外の出演バンドは、先入観を持たないようにサクッと数曲試聴して傾向をつかんだだけにしておいたが、Russian Circlesは一番私の好みに合いそうだった。
彼らも3ピースだが、たった3人で演奏しているとは思えない、スケールの大きなサウンドで、一気に引き込まれる!
ヴォーカルなしのインストゥルメンタルなのだが、非常に空間を感じさせる音で、荒れ狂う海原を空撮で見ているような、そんなイメージのサウンドだ。
演奏はキュッと引き締まった硬質な音で、メンバーみんなすごく上手い。中でもベースがガッシガシいっててめちゃめちゃかっこいい!Pelicanと仲がいいそうだが、納得。Pelicanも好きだし。これはもう完全に私の好きなタイプの音だ。全身を音が包み込み、お酒も回ってきて超気持ちいい!久し振りのライブで、「ああ、これだよこれ!」と心の底から思った瞬間だった。
会場の空気も嵐のようにうねっているように感じ、一気に走り抜けた所で終了。もっと聴きたかったが、15日には彼らがヘッドライナーのエクストラ・ショウを見に行く事だし。15日はもちろんJK Fleshが目当てで、正直Russian Circlesを2回も見るのか(;´Д`)と思っていたが、意外や意外、次が非常に楽しみになった。ヘッドライナーだから今回よりも長く演奏してくれるだろうし。

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↑Russian Circles


次は日本はもちろん、海外でも非常に人気のあるMONO。彼らも前回ltabのenvy同様、何度かニアミスで見られそうな機会はあったのだが、今回が初めて。
最初、後ろの方で見ていたのだが、真ん中のベースの女性以外よく見えない。と、思うと時々彼女の横に髪の毛が見える。え、どういう姿勢で演奏してるの?!すっごい這いつくばってるとか?!といぶかしんでいるうちに、久々のライブなんで腰が痛くなってきた(;´Д`) Unitはバーカウンター付近にモニターがあるので、そこまで撤退。
モニターでステージ全体像が見えたが、ベースの女性の両脇は、ギター二人が座って演奏していたのが分かった。こういうバンドも珍しい。座って静かに演奏しているのかといえばそうではなく、めっちゃ熱く演奏している。だったら立てばいいのにと思うがw、こういう光景も珍しいので、これはこれで十分個性になる。
と、変な所が気になったMONOだが、演奏は凄まじかった。彼らもインストバンドだが、壮絶な世界が完全に確立しており、すごい説得力のある演奏でそれを表現し尽くしていた。彼らもまた、ちょっとウェットな所があるので私の個人的趣味には完全にははまらないが(スーパードライな女ですいません(;´Д`)、彼らがものすごい力量と個性を持っているのは十二分に分かった。これは海外でも人気があるのは当然だ。彼らにしか出せない音だ。
ベースの女性はキャミドレスを着ていて、前方男子ファンにはそれがまぶしかったようなツイートが結構後で流れてきたがw 外の階段の所にLad MusicianからMONOへ贈られた花があったが、あのキャミドレスはLadのものなんだろうか?オシャレさんね♪ Borisがヘルムート・ラングとコラボした、とかいうのを前に読んだことがあったが、日本の先鋭的なバンドとハイファッションがコラボするのがイケテる時代になったのね。


さあ、次はいよいよJesuだ。Jesuは2007年のExtreme The Dojo Vol.19での初来日を見ているので、2回目だ。Jesuが2回も日本で見られるなんて(プラス前回のGodfleshと、今回のJK Flesh含めてJustin4回!)、ほんとに信じられない。'90年代、孤独にひたすらGodfleshを極東の島国で聴きまくってた日々がウソのよう。もしJustinがJesuをやらなかったら、今のような若い世代から熱い支持を受けるなんて事にはならなかっただろう。
Justinはインタビューで『YouTubeでJesuの動画のコメントを見てると、16歳くらいのインディーキッズが「Jesu最高!超クール!」とか書き込んでいて、こんな40のおっさんの音楽に熱狂してくれるなんて変な気分になる』というような事を言っていた。しかし、JustinはGodflesh解散前後の神経衰弱から立ち直ったのは、こうした若い世代がJesuを支持してくれたからだ、と言っている。
私自身も、Twitterで若いJesu/Justinファンのツイートがいろいろ流れてくるのを見ていると(「Justin神!」とかねw あとGodflesh→インダストリアルで、知ったか聞きかじりインダストリアル情報があったりすると、インダストリアルヲタとしてはめっちゃニラニラするw)、Justin同様多少変な気分になるw Jesuをシューゲイザーの大御所扱いしたツイートを見た時には「そりゃねーだろ」と思ったりしたがw、Earache世代もポストメタル世代もどっちも魅了するのがJustinのすごい所である。(ただ、Justinは根本的にはノイズ・アーティストだと断固として思うのである!)

前置きが長くなったが、MONOが終わると私はステージ近くを目指して右側(JKB定位置)にスタンバイ!あれ、ドラムセットがない。もしかして今回ドラムレス?
スタッフがセッティングしてる中、やはり右側にJustinが出てきて自分でセッティング。Justinはいつも自分でやるのでその様子が見られるのも楽しいが、ライブスタートまで待ちに待って、「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 」というのはないんで、その辺はなんちゅうかw
そうこうしているうちにライブスタート!やっぱり今回はJustinとDiarmuidだけで、ドラマーなしのドラムマシンバージョンだった。Ted Parsonsじゃなくても、誰かドラムの人が来ると思っていたので(ライブメンバーでは複数のドラマーがやってるようだし)ちょっと意外だった。これはオーガニックなGodflesh編成だ。そのせいで今回のJesuはちょっとマシナリーなサウンドだった。でもJesuはやっぱ生ドラムの方がいいような気もするが(エレクトリックなJesuは別として)、まぁこれはこれで。
今回、低音がすっごいごっつくて、バスドラ音が「ドン!」と鳴るたびにお腹に「バフッ!」と来て、口から「ブホッ!」と出たw 口から謎の塊が出たのは初めてだw
ライブは"Your Pass to Divinity"でスタート。バックスクリーンには、水の流れる様や葉の揺らめきなどの美しい自然の映像と、ガサガサした都会や人工物の映像が交互に映されていて、現在の拠点の北ウェールズと、原点のバーミンガムのどちらにも強く影響されているJustinの内面を表しているようだ。
ちょっと音のミックスの調子が悪いようで、Justinのヴォーカルがかすれたように聞こえたり低音が安定しなかったりで、Justinはちょこちょこつまみを調整していた。後半にはそれも解決したようだった。

7年前のJesu初来日では、それはそれはヘヴィな音で、Godfleshの重さがなくなってしまったのではないか、という不安はすっかり消えた。
しかし今回は演奏する曲も、Jesuのトレードマーク的なクリーンでギターの響きを重ねたサウンドのものが多く、初来日のライブよりも透明感のある演奏だった。低音はぶっとくてヘヴィなのだが、そのヘヴィさには負の感情は含まれておらず、純粋に音の重なりを楽しんでいるようだった。アンコールではJesuの曲の中でも重量級の"Friends Are Evil"をやったのだが、"Friends Are NOT SO Evil"という感じで、以前よりも明らかにダークな感情はなくなっている。
これはなぜか?初来日の2007年当時は、Justinの活動はJesuに集中していた所があったので、「dark side of Justin」も多少なりともJesuに入ってきていた。
しかし現在はGodfleshも再始動して活発にツアーをし、新作も控えている。またGreymachineで歪みに歪んだ超ド級ノイズサウンドを作り上げ、さらにはJK Fleshで荒んだ都会のスーパーマシナリーサウンドを出し切った。「dark side of Justin」は、Jesu以外の複数のユニットで発散出来るので、その結果Jesuは精製され、純化したからではないだろうか?
重い音なのだが、そこに悪意はない。音を重ねて重ねて、天の高みに昇っていく。今のJesuはそんな段階に到達していた。

Jesu↓

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今回のleave them all behind 2014のセットリストや写真、動画はこちらのJKBファンTumblrにバッチリ載っていますので、是非どうぞ。

leave them all behind 2012 (Godflesh, envy, Deafheaven, Mortalized) @代官山Unit 11.4, 2012

2012年11月11日
とうとうこの日がやって来た。遂にこの目でGodfleshのライブを見る事が出来る!一体何年この日を夢見て来た事か。
GodfleshとType O Negativeは、私にとってずっと特別なバンドだった。Type O亡き今は、もうGodfleshしかない。

2002年にGodfleshが解散した時、遂に彼らの姿を生で見る事なく終わってしまうのかと思った。が、Justinが程なく始めたJesuでなんと2007年に来日してくれ、私は初めて生のJustinを拝む事が出来たのであった(ライブレポはこちら)。

Godfleshの解散の理由は、ベースのBenny(G.C. Green)が大学で勉強がしたいから、というものだった。Justinは相当ショックだったようだが、Bennyの意志を尊重し、自分は前に進むためにJesuを始動。
しかし何年か経ってBennyもライブが恋しくなったのか、2010年にフェスを中心に再結成。小躍りするほど喜んだが、海外に行かなきゃ見られないんだろうな、と思っていた。しかし今回のleave them all behindでの来日決定!こんなに嬉しい事はない。
Jesuも好きだが、やはり私はGodfleshが一番好きだ。かくして4ヶ月前からダンナに必ず娘を見てもらうように頼み、5年振りに東京に帰ったのであった。

会場の代官山Unitは私が名古屋に来てから出来たので、今回初めて行った。キャパは500人くらいか。天井が高くて、酸欠にはならなそうだw
この「leave them all behind」はDaymare Recordings主催のライブイベントで今回で3回目だそうだが、今年は二日間に。
前日はSunn O)))、Boris、Chelsea Wolfe、朝生愛というメンツでこれも見たかったのだが、子持ちは一日が限度。二日目からの参戦。
チケットは二日間ともソールドアウトだったらしい。
Unitに入ってすぐに物販ブースでGodfleshのTシャツを買う。今回限定の、"Love and Hate in Dub"のジャケデザイン。

開演時間の4時半頃、一番手のMortalizedが登場。京都出身のグラインドコアという事だったが、今回Godflesh以外ではこのバンドが一番気に入った。
激しい展開の激速グラインドコアで、曲はあっという間に終わるw ちょっと変態チックでアヴァンギャルドな所も。鋭く咆哮するVoは存在感十分で、めちゃめちゃかっこいい!
ライブ自体何年振りかというくらいだったのだが、Mortalizedの演奏でデカい音で暴れるライブの楽しさを思い出した。

ほぼタイムテーブル通りに終わり、次のDeafheavenもタイムテーブル通りに出て来た。前日もそうだったらしいが、このイベントはほんとにキチキチと時間厳守で進行していた。この手のイベントは押すのが当たり前だが、全くなかった。
あと入り口でのカメラチェックがなくて、撮影禁止のアナウンスもなく、前日もみんなスマホでパシャパシャ撮ってたそうなので私もパシャパシャ。普通のライブハウスのノリだ。

Deafheavenは2010年結成のサンフランシスコ出身のバンドで、ポストブラックメタルとハードコアを掛け合わせたサウンドとの事だったが、そんなにブラックメタル臭はしないような。雰囲気のあるギターを重ねて、激情型Voが絶叫するというスタイル。
この後に出るenvyのファンに受け入れられそう。

このバンド、Voはタッパもあって高校時代はクォーターバック、みたいなタイプで、横を刈り上げた凝った髪型をしていて本人も「オレ結構イケてる」と思ってそうなのだが、他のメンバーが放つオタク臭がすごい。「Nerd見本市」みたいでw 特に向かって左側の髪の長めのギターがオタ濃度Maxで、ギターの位置もドリカムのベース並に高いw

と、いうルックス面は置いといて、結成2年にもかかわらず自分達のサウンドはかなり確立されているので、今後グングン伸びそうな期待のバンドだ。

さて、次はenvy。この日のチケットが売り切れたのは、多分Godfleshじゃなくてenvyのせいだと思う(´Д` ) 彼らはすごく人気があるもんね。で、やはりDeafheavenが終わるとたくさんの人がドドドと前の方に行った。私は彼らに場所を譲って後ろの方へ。

私はenvyと対バンしそうなバンドはよく見てるのだが、なぜかenvyはニアミスで一度も見る機会がなかった。初めて見るに当たって彼らの音は一通り試聴したのだが、私はあまり泣きの入ったサウンドが得意ではないので、それほど入り込むバンドではないかな~、という印象だった。

しかし、演奏が始まると「おおおっっ?!」と引き込まれる。とにかくライブで鍛えたのがよく分かるプレイで、緩急心得た見事なものだった。
ギターの表現力が素晴らしく、情感豊かに歌いまくる。そしてカリスマ性のあるVoは観客を完全に掌握し、場内の熱狂を煽っていく。時に語りも入ったりするが、クサいとかそういう感じはしない。必然性が感じられた。
ドラマチックでリリカルな彼らのサウンドは、好きな人にはたまらないだろう。彼らの人気が納得できた。
彼らと前日出演のBorisはleave them all behindの初回から毎回出ているそうで、前日のBorisはアルバム「Flood」を全曲演奏だったのと同じく、envyは11年前の「君の靴と未来」の全曲演奏。
このアルバムの曲をやるのは久々だったそうだが、この11年で世界的な人気を誇るバンドに成長した彼らは、昔よりもずっと説得力のある演奏だったことだろう。
Borisとenvyという日本を代表するバンドと海外の先鋭的なバンドの競演は、海外の人たちもうらやましいようなものなのではないだろうか。

場内を熱狂の渦に巻き込んでenvy終了。この日の音源は後でネットで配信するそうだ。
envyファンの皆さんがドドドと退場するのと入れ替わりに、私達Godflesh信者は前の方に突き進む!

ああもうほんとにもうすぐ目の前にGodfleshが出てくるなんて信じられない!Justinがもしまた来日する可能性があるとしたら、今年の春に出たJK Fleshでかな、と思っていたが(JK Fleshのアルバムも素晴らしい出来だった!)、まさかGodfleshで来てくれるとは!
サウンドチェックの音がまさにGodfleshの音色で、だんだん気持ちが高揚してくる。
そして8時過ぎに、遂にJustinとBennyがステージに!

"Like Rats"でスタートすると、もう観客は驚喜していきなり大盛り上がり!うわぁもうマジかよGODFLESHがLike Ratsやってるよちょっともうほんと夢かこれは!!!
私は中央の前から3列目くらいにいたのだが、モッシュが始まったので少し下がって4列目くらいへ。Godfleshでモッシュが始まるなんて!全く熱狂的なファンが日本にこんなにいたなんて、一体この人達は今までどこに隠れていたんだw

Bennyの重くうねるベースが地を這い、Justinは激しく頭を振りながらあのギターリフを刻み、獣のように吼える!
解散前の最後のアルバム(再結成したんだから最新作か?)"Hymns"では生ドラムでTed Parsonsが参加していたが、今回は本来のJustinとBennyとドラムマシンというラインナップ。
今回のライブほど、ドラムマシンサウンドのかっこよさを感じたことはなかった。やっぱGodfleshはドラムマシンだよ!冷酷無慈悲なGodfleshサウンドにはやはりドラムマシンの無機質なビートが一番合っている。
超重量級のリフの音圧に冷たく獰猛なリズムが絡み合い、会場はちょっと感じたことのない種類の熱狂に。
Godfleshのトレードマークの、重く反復される催眠リフ!みんなこれに合わせて頭を振り体を揺らし、他のバンドでは絶対感じることの出来ない地獄のようなトランス状態に浸る。

演奏したのは初期~中期の曲が中心だったと思う。後期の曲はほとんどやらなかったんじゃないかな。
ステージ後方のスクリーンにはいろいろな映像が投影されていた。"Streetcleaner"のジャケを動かしたりしたものとか、映画のシーン、アルブレヒト・デューラーやその他中世の絵画など、非常にかっこよかった。

Godfleshサウンドの屋台骨を支えているのは、実はBennyだというのがライブでよく分かった。太い太い重低音の凶暴なベースのビートがあってこそ、初めてGodfleshの有無を言わせぬあの音が存在するのだ。
JustinはBennyに絶対的な信頼を置き、しっかりとGodfleshの足元を支えてもらって自分は自在に吼え、凶器と化したギターで闇を切り刻む。
なんかJustinはギターと一体化したような、体の一部になっているような、そんなプレイだった。

曲が進むにつれて演奏はどんどん熱気を帯び、もう会場はどうにもこうにもとんでもない盛り上がり!Jesuの時の演奏も素晴らしいものだったが、Godfleshではやはり激しくプレイするし、会場もどんどん一つになる。
"Crush My Soul"(私の一番好きな曲)で熱狂は最高潮に達し、演奏が終わるとJustinは何度も"Thank you"と言って頭を下げ、二人はステージを去った。

あれだけの素晴らしい演奏で、私達の興奮は収まらない!手を叩き歓声を上げ、アンコールを要求。Godfleshは素っ気なさそうだからもしかしてアンコールなし?と不安になったが、ほどなく二人がステージに帰ってきた!

アンコールでは"Slateman"をやった。後でYouTubeでいろいろライブ動画を見たのだが、どうやらこの曲がいつもラストらしい。
Justinはギターを肩に掛け、あのコードを鳴らす。ゆったりとしたビートのこの曲は、確かにラストにふさわしい気高いものだった。あの時のJustinのプレイは、もう壮絶としか言いようのない素晴らしいもので、私は無我夢中でその姿を目に焼き付けた。雷鳴のようなリズムマシンのサウンドをバックに、高まる感情のままにギターを操るJustinはもうほとんど神々しく、雄々しくて高貴で、血も肉も音楽で出来ているようだった。まさしくGodfleshの名の通り、音楽の神が肉体化したような人だった。

いつまでもいつまでも、このビートに身をゆだね、聴き続けていたかった。身も心もGodfleshに捧げてしまいたかった。しかし残酷にも演奏は終了。最後の所でJustinが背中を向けて、ギターノイズをキィィィ~~~ンとやる所がめちゃくちゃかっこよかった。Justinは再び何度も何度も"Thank you so much"と言いながら頭を下げた。神なのにこの謙虚さ!もうダメJustin抱いて!w
Justinは「すぐにまた東京に戻ってくるよ」と言っていたが、本気?!もうあの催眠リフを注入しないと禁断症状が出る身体になってしまったので、早く帰ってきて!

本当に本当に、心の底からかっこいいライブだった。正直こんなにかっこいいライブをやってくれるなんて思っていなかった。私の生涯No.1のライブだったかも知れない。最愛のバンドが予想以上の素晴らしいライブをやってくれるなんて、もう死んでもいいw いや、Justinが戻ってくると言ったんだからまだ死ねない!



この記事はライブ終了の一週間後に書いているが、あれから私は何かに取り憑かれたようにGodfleshのアルバムを聴き続け、YouTubeでライブ動画を探し続け、Googleで「Godflesh」で検索し続け、wikiの隅々まで読んでしまっている。
今まで数々の素晴らしいライブを体験してきたが、こんなにいつまでも引きずるようなことはなかった。もう完全なGodflesh中毒。Godflesh廃人。
それもこれもJustinがかっこよすぎたからだ!どうしてくれるの早く戻ってきて~・゜・(ノД`;)・゜・



さて、一応私もiPhoneでたくさんGodfleshの写真を撮ったが、かなりぶれてしまってるのが多くてがっかり。ここでなんとかぶれなかったのを何枚か公開します。細部が潰れちゃってるのもありますがご勘弁を(;´Д`)

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クマさんのようなBennyのアップがどれも使い物にならなくて悲しい・・・

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31 Knots@名古屋・今池Tokuzo(2008/9/7)

2008年09月13日
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先週の日曜、久しぶりのライブだ!娘はダンナさんとデート、独身モードでTokuzo31 KnotsのJapanツアー最終日へGO!

少し遅れて入ったので、最初のバンドMARUOTOがもう始まっていた、っていうかほとんど終わりかけていた。インストバンド?あまり聴けなかったので音はよく分からず。
今日のTokuzoはなぜかスタンディングじゃなくてテーブルが置いてあった。結構混んでるのにみんなそこで飲み食いしてて正直邪魔。でもおなか空いてたのでピザとかうまそ~。私は立っていたのでとりあえずジントニックを注文。最近お酒を控えているので、久々に飲んだ。しみる~!

次はDoi Moiというバンド。ギターの人が流暢な英語で「We're from California. Today, we play only heavy metal, in the name of Def Leppard!(着ているTシャツを指しながら)」みたいな事を言ってたので、アメリカから来たバンド?でも全員日本人、もしくはアジア人。日系人バンド?って思ってたけど、今サイト見たら何だよ、名古屋のバンドじゃん!名古屋大の音楽サークルで出来たバンドらしい。う~ん、確かにいかにもそういうルックスだった(笑)。ってか、このギターの人のブログをちょっと読んでたら、Tokuzoの隣にWild Honeyっていう中古レコード屋が出来てたことを初めて知った。ありゃ、焦ってたから全然気づかなかった。
話が逸れたが、最初のギターコードで「おおっ?!」となった。かなりかっこいいぞ。「メタルしかやらん」って言ってたのはあながち嘘じゃないっていうか、結構ヘヴィーなギターだ。しかし、ヴォーカルはやっぱ日本語。変だと思った(笑)。でもMCはずっと英語だった。後半はわりとポストコアっぽいサウンドだったが、結構かっこよかったのでチェックだ。名古屋のかっこいいバンドをずっと探しているが、なかなかないんだよね。まぁ今となっては頻繁にライブハウス通いは出来ないんで難しいんだけど。

Doi Moiが終わって、今度はギネスを注文。次のバンドHosomeが始まる頃にはいい感じに酔っぱらってきた!メンバーがステージでセッティングを始めたが、お、なんかおしゃれさんだぞ。Vo/Gの人は金髪ツンツン系で、蛍光オレンジのアディダスのTシャツを着てるのだが、これがサイバーっぽいフェトゥスみたいな感じっていうか、肩のところがアメフトっぽいデザイン。アメフトTシャツってこういうの?そんでもってスニーカーもオレンジで揃えているのがおしゃれさん!ベースの人は光沢のあるきれいなブルーのドレスシャツに、左右の色が違うパンツでこれまた結構凝っている。髪型もイケテた頃のブレット・アンダーソン(Suede)みたいだ。これ系のバンドって音はかっこよくても見た目がアレだったりで残念なのが多かったりするのだが、結構気を遣ってるようなのでうれしくなる。メンバーはあとドラムとキーボード。Keyは女性だ(わりとかわいい)。
どんな音なんだろと期待してると、おお!すごいぞ!超高速変態リズムコア(そんなジャンルあるのか知らんが)?!ものすごいスピードの変拍子に酔っぱらった頭で乗ってるとすごく気持ちよくなってきた!ちょっとMelt Bananaっぽいかな?パフォーマンスも弾けてる!とにかくかなりかっこいいんでおすすめだ。
サイトを見てみると、大阪のバンドらしい。確かに関西アヴァンギャルドって感じだ。アメリカやヨーロッパでもアルバムが発売されてるらしい。なかなかいいぞ!

さて、いよいよ31 Knotsだ!カメラを持ってる人が結構いた。なんだ、OKだったのか。持ってくればよかった。仕方ないのでケータイのカメラで頑張った!
バンドは3ピースで、Vo/GがJoe Haege、ベースがJay Winebrenner、ドラムがJay Pellicci 。ベースのJayは時々ギターに持ち替えたりもしていた。あと、サンプラーっていうかシーケンサー?も多用していた。しっかし、結構前から好きなバンドだったが、このバンドがこういう顔をしていたって事を私はこの夜初めて知った(^^; だってこういうバンドってサイトにもアルバムにも写真ないし。意外といい感じのルックスだぞ。ベースのJayがかなりかっこよかったのはうれしい驚きだ。特にスタイルが私の大好物の「ギタリスト体型」でうひょひょ♪それと、ドラムのJay(二人いるから紛らわしいな)が、ハイキングウォーキングのQ太郎にそっくりだった!見れば見るほど似ている。めんどくさいからドラムはQちゃんと呼ぶぞ!
JoeとJayがオレゴン州のポートランドに住んでいて、Qちゃんがサンフランシスコに住んでいるという変則パターンらしい。

どんなパフォーマンスをするのか全く予想が付かなかったが、フロントマンのJoeはかなりイッちゃってる系(を装う)なステージングだった。最初、あの死刑にされる時とかリンチされる時に被らされる袋みたいなマスクを被って出てきた。これで3度目の来日だからか(前回の来日は私の出産とモロぶつかり)、観客(外人が結構いた)の反応は初っ端からかなりよかった。グイグイ引き込んで、すぐに熱いステージに。
改めて生で聴いて、すでにこれだけオリジナリティを確立しているのはすごい、と感じた。注目され始めた頃は「Fugazi meets Modest Mouse」と言われていたらしいが、確かにFugaziに通じるポストコア/エモなサウンドがベースになっているんだけど、ノイズとかも多用しているし、サイケ風味もあるし、どこかしら東欧とかのフォークロア・ミュージックの香りもする。そんでもって、何とも言えないドロッとした粘りけがあるのが、私が彼らを好きな一番の理由だ。ヴォーカルは哀愁のある歌心を感じさせ、メロディラインは秀逸だ。もうすっかり「31 Knotsサウンド」が出来ているのだから、もっともっと売れてもいいバンドだと思う。

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↑VoのJoe。こんな風にサンプラーも操る。

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↑ベースのJayとドラムのQちゃん(笑)。なにぶんケータイカメラなもんで、Qちゃんを大きく撮れないのが残念。

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↑Joeはこのスーツケースからいろいろ取り出して、ジャケットを着たり帽子を被ったりとお着替えをしていた。こういう「生着替え」バンドも初めて見た(笑)。

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↑Joeはよく観客の中に入っていって歌っていた。

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↑Joeがいきなり観客の中でストリップを始めたのでドキドキ(わくわく?)したが、結局Tシャツ姿になっただけだった。あ、パンツも見せたかな?しかし、このバンドの人たちはギターやベースをかなり高い位置で弾くなぁ。

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写真大サービスだ!ケータイカメラだからどうなるかと思ったけど、意外とよく撮れてるかも?
ライブは大盛り上がりで、ラストまで中だるみもなくテンションを保って突っ走った。いや~、かっこよかった。もっと世界中で売れるといいな。

帰りに彼らのニューアルバム「Worried Well」を買って帰った。


Extreme The Dojo Vol.19 (Jesu/Zombi)@名古屋クラブクアトロ(2007.11.27)

2007年12月04日
さてさて、前回の記事は終了直後の興奮状態でちょびっとアップしたが、やっとライブレポ書けるぞ。
ということで、行ってきました「Extreme The Dojo Vol.19」@名古屋クラブクアトロ。なんたって目当てはJesuですよ。そりゃあなた。Godflesh時代からず~~~~っとJustin Broadrick様を崇拝してきましたわたくしといたしましては、まさかこの東洋の島国の、しかも名古屋などで彼のお姿を拝めるとは思ってもみませんでしたわ。このイベントはいつもはデスメタルとかブラックメタルなんかのバンドが出ることが多いけど、今回は趣向をちょっと変えて「番外編」ということらしい。が、このイベントの常連とも言うべきNapalm Deathの唯一来日していなかったオリジナルメンバーであるJustin様なんだし、ある意味当然なのさっ。とにかくこんな企画をしてくれたスマッシュに感謝感謝。

1歳児の子持ちとしては夜のお出かけは何かと大変で、今回のライブはどうしたって見逃せるわきゃないので、ダンナさんが早めに帰ってきてくれて娘を見てくれることになった。夕食用にカレーを作っておいて、ギリギリまで仕事をして、6時頃チャリで栄まですっ飛ばす。もちろんJesuを聴きながら♪パルコに着いたがまだ開演まで時間があるので、この秋にやっと名古屋パルコにもオープンしたAnd Aのショップをチラッと見てみた。ここ、東京に住んでた時好きだったんだよね。新宿のFlagsにある店によく行ってた。ちょっとエッジーな感じだけどわりと手頃な値段で。この名古屋店もなかなかいい感じだったので、お正月のバーゲンに賭けよう(笑)。

時間が来たのでクアトロに入る。うわ、ガラガラだ(汗汗汗)。やばい、やはり名古屋じゃダメか。
オープニングは名古屋出身のmudy on the 昨晩というバンド。5人編成のインストバンドなのだが、何とトリプルギターだ。サウンドはポストロックっていうか、マスロックって感じのアヴァンギャルドなタイプ。変拍子とか。名古屋にこういうバンドがいたのか。でも名古屋にはStiff SlackFile Underみたいなこれ系のレコード屋がなぜか2件もあるんだし、意外とポストロック聖地なのか。四谷通りや金山のバナナレコードにもポストロックのコーナーがあったしな。見た目はまぁ置いといて(笑)、音はなかなか悪くない。真ん中のギターの人はずっとこっちにおしりを向けて弾いてた。このバンドを手がかりに対バンなんかの糸をたどっていけば、名古屋のこれ系のバンドのシーンが分かってくるかも知れないが、子持ちの今は東京にいた頃のような事はもう出来ず(涙)。彼らはExtreme The Dojoの名古屋と大阪のオープニングをやるようだ。

オープニングが終わって、バーカウンターにドリンクをもらいに行く。現在酒は禁じられているのだが、Jesu見に来てんのにソフトドリンクなんか飲んでられっかよ!と思わずターキーソーダを頼んでしまった。久々のハードリカーはうまい。
次はアメリカからやって来たZombiというユニット。シンセとドラムの二人組だ。シンセの人がすべて全音符みたいな感じで「ブィ~ン」とやると、ドラムの人が時々ポロンと叩く、みたいな、映画のBGMっぽいので始まる。なんかちょっとTangerine Dreamみたいな感じ。これがかなり長く続いて、少々飽きてくる。やべぇ、ワイルドターキーが効いてきて眠くなってきた。禁酒状態だから、最近はおちょこ1杯程度で回ってくる始末。
・・・と思ったらいきなりドラムをガンガン叩き始めた。おおっ、いいぞいいぞ、アップテンポになってきた。シンセの音がピンピコ言ってるのが、なんか「ナイトライダー」のテーマっぽいぞ。ここからはずっとアップテンポのインスト曲が続く。なんとなくアメリカのスーパーナチュラル系のTVシリーズのテーマなんかに合いそうな感じだな。ってか、こんな風にちょっと懐かしめのテレビドラマのテーマっぽい感じがするのは、アナログシンセを使ってるからだろうか。どこかレトロフューチャーな音色というか、スケール感のあるサウンドだ。
終盤、シンセの人がベースを手にする。と思ったら右手でベースを弾き、左手でシンセの鍵盤を弾くという離れ業をやってのけた。器用な人だ。
彼らのアルバムはなんとRelapseから出ているそうだ。う~ん、懐の深いレーベルだな。

さてさて、Zombiが終わって、いよいよJesuだ。最前列に移動!中央は埋まっていたので右端に陣取る。しばらくすると、外人の人がステージに出てきて、ベースのセッティングをしていた。この人はスタッフ?それともベースのDiarmiud Daltonって人か?自分でセッティングするのかなぁ?
またしばらくすると、今度は私の目の前に長身痩躯のフードを被った男性が出てきてギターのセッティングを始めた。ぬぬぬ、横向いててフード被ってるからいまいち確認出来ないけど、このただならぬオーラと鋭い横顔は、ジャ、Justinだっ!!!うっわ~、うっわ~、私の目の前1メートルに、Justin Broadrick様がいる!しかも自分でセッティング!しかしこのフード、ゆったりしたのじゃなくてスウェットのフードだから頭にぴったりしてて、なんか「ビーバス&バットヘッド」でビーバスが「コーモンホリオ星人」をやってる時みたいだ・・・(^^; でもでもセッティングする指がとても繊細できれいで、なんだかドキドキしちゃう♪「芸術家の手」って感じだ。一通りチェックし終えてJustin去る。エフェクター類はほんのちょっとだけで、あとラップトップが横にセットしてある。

さあ、客電が落ちて、いよいよメンバー3人がステージに出てきた!Justinはコーモンホリオ星人ではなくなって、黒いTシャツとジーンズ。Tシャツにはペンタグラムみたいなのが描いてあって、中央には「Ω」のマークが。オープニングは"Stanflow"。う~、この轟音、まさしくJustinのギターの音だ!メンバーもたった3人で、機材もシンプルなのに、この圧倒的に重く分厚い音!まさに「音の壁」、「音の塊」って感じだ。
私は"Selfless"に衝撃を受けて以来ずっとGodfleshのファンだったが、なぜかビデオとかはほとんど見た事がなく、音源のみだった。インタビューもあまり読んだ事がない。なんでだろうな。とにかくJustinの作る「音」のみに興味があったっていうのかな。Justinは私の最も好きなミュージシャンの一人だが、あんまりプライベートな事とかにも興味がなかった(Type O Negativeのメンバーのプライベートにはなぜか興味津々なんだけど、これはバンドの性質的なものにもよるのか)。
だから、目の前で動いて演奏している生身のJustinの姿はなんだか信じがたかった。頭に浮かんだ言葉は
  「『神』(God)に『血肉』(flesh)が通った・・・・・・!!!」 
神は霊魂のみの存在であって、肉体などという俗なものは持たない、というのがキリスト教の考え方だが、「Godflesh」というのは皮肉っぽいネーミングだ。Justinを目の当たりにした私は、まさに彼こそGodfleshだと思えたのであった。(関係ないけど「Godflesh」から「Jesu」(ジーザス)になったのは、やっぱ「神の肉体化」ってのが彼のテーマなのかな?)

選曲は"Conqueror"からの曲が中心で、Jesuで初めて挑戦したような「ポップでアップテンポ」というような曲はやらず、ひたすら重くてスローなリズムを刻んでいた。普通のライブでは、リズムが同じような曲が続くと単調に感じられてくるものだが、Jesuは違った。この重い重いリフに身を委ねていると、なんだか気持ちよくなってきた。これはまさに、JustinがGodflesh時代からずっと追究し続けてきた「超重量級轟音リフの催眠効果」だ!クラブ系では4つ打ちがずっと続いてトランス効果が出るが、名付けて「Justin効果」もこれと同種のものだ。が、ものすごく重いリフなのでじわじわと脳髄を浸食してくるような凄味がある。
この轟音のうねりに気持ちよく浸っていると、昔、自分のサイトに「Godfleshの激重リフに合わせて、Justin様にギターで頭を殴られて撲殺されたい!」と書いた事を思い出した(笑)。こんな狂気の多幸感が味わえるライブなんて滅多にない。

Jesuのアルバムやミニアルバムでは、Godflesh時代には考えられなかったような開放的なサウンド、オーガニックなサウンドがあったりで、「Godfleshの頃よりもソフトになってしまった」と思わなかったと言えば嘘になる。しかーししかーし、Justinは本質的な所でGodflesh時代からは何一つ変わっていなかったのだ。ライブを体験して、そのことが実感出来た。ストイックに信念を追求し続ける男、Justin Broadrickに改めて惚れてしまった♪もうむちゃくちゃセクスィ~♪たまんねぇ~♪

圧倒的な音の奔流にうっとりしていたら、"Friends Are Evil"で最後となってしまった。え~、もう終わり?!もっともっとずっと聴いていたいよ~!ドラムのTed ParsonsもベースのDiarmiud Dalton(やっぱりさっきのは本人だった)もステージから去り、Justin一人になって、ギターのフィードバック音でしばらくうねうねとやっていたが、とうとう行ってしまった。あああ~、素晴らしいライブだった。アンコールやってくれ~!と観客は足を踏みならしていたが、結局それで終わりだった。Godfleshの曲をアンコールでやってくれないかな~と秘かな望みを抱いていたのだが、そんな素っ気ないJustin様もス・テ・キ(はぁと)

東京公演では"Friends Are Evil"がアンコール扱いでやったらしい。客も結構入っていたらしい。名古屋と大阪公演は客入りはとほほだったが(名古屋は最終的に100人ちょっとってとこかなぁ?)、全公演素晴らしい演奏だったようだ。まだ東京に住んでたらもっとたくさんの観客とこの感動を味わえたのだが、まぁ名古屋だったからかぶりつきでJustin様を拝めたし、まぁいっか。
それにしても、こんな実験的な企画をやっちゃうスマッシュに改めて感謝。スマッシュはフジロックのああいう諸々のがなんとなくうざかったけど、この企画は文句なく素晴らしい。ありがとう。


この晩、Justinにぽ~っとしてたのか、夢に出てきた(笑)。しかし、なぜかJustinがにしおかすみこと付き合っている、という意味不明な内容だった(^^;


12/13 追記:
なんとなく他のJesuライブレポを探してみたら見付かった結果。

rickdom:Extreme The Dojo Vol.19(東京公演)
岸田哲平の急がば回れ:Extreme The Dojo Vol.19 撮影。(東京公演:写真あり)
愚痴獣の絶無麗句:EXTREME THE DOJO VOL.19@名古屋クアトロ
Toward The Within:*追記有り!* EXTREME THE DOJO Vol.19 渋谷クラブクアトロ
HEAVY-RED-METAL:EXTREME THE DOJO vol.19(東京公演)
jesu 2007 japan tour(日本公演のレポはないけど、予習としてのJesu情報サイトみたいな感じです。Tedのファンの人が作成した模様)

大阪公演のレポが見付からず。

今JESU終わった!

2007年11月27日
すごいっ!素晴らし過ぎる!
阿鼻叫喚の超重量級轟音地獄は気持ち良すぎて天国に
生Justin様にやられてしまった!惚れたあのストイックさはたまらなくセクスィー

この興奮を伝えたくて、思わず絵文字だらけでケータイ更新してしまったわ
詳しい内容はまた後できちんと書くよん♪


11/28 追記:
今、パソコンで見てみたらやっぱり絵文字が表示されてなかったので、直してみました。
今日は大阪だわ。出来ることなら付いていきたかったけど、子持ちじゃ無理か。そうじゃなかったら全公演見に行ったんだけどな。とにかく昨日はJustin様の真ん前でかぶりつき♪
興奮して思わずTシャツ買っちゃったよ。↓
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よく考えたら帰ってからJesuのTシャツを海外サイトかなんかで買えばよかったんだけど、勢いで買ってしまった。まぁ動員少なかったから持ってる人少ないだろうしある意味レアか(苦笑)。あの人数が名古屋の限界。東京はどうだったのか。あんなにすごいライブ、今日の大阪の人は是非見ておいた方がいいぞ。対バンもよかった。

詳細は後で必ずアップするからね!今週はちょっと仕事が忙しいのであった。いろんなことを忘れないうちに早くやらなきゃ!

殻/101A@新大久保Earthdom('07.8.17)

2007年09月01日
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いや~、ライブからもう2週間も経ってるのにやっとアップだ。ってことで前回書いた通り、お盆休みに東京に帰って101Aのライブを見てきた。
しかし、全く大変だったのだ。東京にライブを見に帰ったのは実家の母に娘を預かってもらえるからだったのだが、実家のマンションで2,3年前から飼ってる柴犬と娘の戦いにみんな疲れ果ててしまった。いつも犬か娘のどちらかが泣いてる(吼えてる)状態で、母もさじを投げてとても無理だからライブに連れてけ、と言われ、仕方なくダンナさんがおんぶして非常識を承知でライブ会場に連れて行った(汗
しかし、やはり入ったとたん暗闇と大音量にギャン泣き。仕方ないので泣く泣くダンナさんが向かいのファミレスで待つことになった。ご、ごめんね・・・。私は見られたからいいけど、ダンナさんは何のために東京まで来たのか。こんなんだったら名古屋だって良かったんだよね・・・

今回は去年買った前よりも性能のいいカメラを持ってきたけど、このカメラでライブ写真を撮るのは初めてなのでどうもコツがつかめない。いつも明るい所で娘を撮ってるからな~(^^; 最初のバンドで連写にしてみたりいろいろと試し撮りをしてみるが、なんか上手くいかない。なので今回の写真はボツが多くて、あまりいいのが撮れなかった。もっと練習すればいいんだけど、またいつライブ行けるか分かんないしなぁ。

会場は新大久保のEARTHDOMっていう所。私が東京にいた頃はなかった箱だと思うが、URLから見ると新宿DOMが移転して再出発したって感じなのかな?
新大久保は以前よりもさらにコリアンタウン化に拍車がかかってて活気があった。すごいねぇ。海外ではどこの街にもマイノリティのコミュニティがあって、そこでおいしい民族料理が食べられるのが旅の楽しみだが、日本ではあまりそういうのは多くはないのでこのコリアンタウン化は私個人としては歓迎したい。観光の目玉にもなるし。日本にはブラジル人労働者も多いのに、ブラジリアンタウンっていうのはあまり見かけない。ってか、工場労働者が多いから地方郊外にはあるんだろうな。繁華街じゃないとなかなか一般人がレストランに食べには行けないよな。

さて、2番目に殻が登場!結成からもう3年以上経ってるのに、やっと初体験だ。殻は名古屋に来てくれないからなぁ。バンドは女性Voにギターにnabeさん、ドラムにlucky-yさん、あともう一人ギターの人とベースの人。
nabeさんに会うのは私が名古屋に引っ越して以来だからもうほとんど4年ぶりくらい?なんか頭がモジャッとしてるぞ。ってか服装が普通だ。フツーのシャツだ。Def. Masterの時はもちろんacid androidの時もほとんど「一人ゴス」みたいだったのに、この普段着ぶりはびっくりだ(笑)。衣裳に気合いを入れるのは止めたのか。

サウンドはやはり予想通りA Perfect Circle系のヘヴィかつムーディー、っていうタイプ。さすがTool狂(笑)。実はサイトでサウンドサンプルをちょっと聴いた時、少し単調かな・・・と危惧したのだが、ライブではもっとずっとダイナミズムに溢れててかっこよかった。lucky-yさんのドラムがすごいワイルド。私はスピーカーのすぐそばで見てたのだが、バスドラの音がおなかにドスンドスン。nabeさんのギターも、しばらく見ないうちにすごく演奏が多彩になっててちょっとびっくりした。なんていうか、(生意気な言い方になるが)プロっぽくなったって言うか。やはりラルク関係との仕事の賜物か。
やっぱり演奏は上手いし、ヴォーカルがもっと表現力と個性を身に着ければかなり良くなるのではないかと思う。あと、「殻と言えばこれ」っていうようなキメの一曲があればなお良し。ラストで大盛り上がりになるような。

次は101A。久々に見たが、ここの所目覚ましい活躍ぶりで、毎年ヨーロッパツアーに行ったり去年はフジロックに出たりってこともあってか、すごくスケールアップした感じ。余裕の演奏。客の乗せ方も前よりも上手くなっている。あと、選曲にもよるんだろうけどロック色が強くなってるかな?noahさんが以前よりもかなり激しくロックしてたような。
曲は新曲を一曲やってた。あと、NINの"Piggy"と"Hurt"をやってたんでちょっとびっくり。へ~。
101Aの演奏を見ると、やりたいことははっきりと方向性が定まってる感じがするし、このまま突き進んでいって欲しいと思う。殻ももっともっともっとライブの経験を積んで、唯一無二の個性を確立していって欲しい。

ほんとはトリのBacteriaも見たかったのだが、ダンナさんと娘が気になるので101Aが終わるとすぐに外に出て電話。娘が眠そうなのでもう池袋駅にいるという。とその時lucky-yさんが通りかかって、nabeさんも呼んで来てくれた。あ~、せめてダンナさんも話くらい出来れば良かったのに、ほんとにすまん。子守のために東京に来たようなもんだ。っていうか、nabeさん、普段着の方がロックっぽいのはなぜ?(笑)
ところで、ライブに行くのが久々なのでいつもの行動パターンを忘れてしまい、殻のCD買ってくるの忘れた(^^;


さてさて、名古屋に帰ってきて、ダンナさんのパソコンで殻や101Aが載ってる音楽配信サイトを見てたのだが、いつの間にかHeavensDustのVoが女性になってる~!(ってか、知り合いのバンドばっか載ってるサイトだな 笑)それだけじゃなく、ベースがMaiさんじゃないっ!あれれれれ?脱退?と思ってサイト見たら、Maiさんは妊娠したのでやむなく脱退したらしい。
HeavensDustのPVをちょっと見たが、Voが晋作さんから女性になったので、なんか殻と被ってるぞ。HDは琴とか和太鼓とか入れてるものの、基本的には殻と同じく「ヘヴィかつムーディ」だもんな。え~、晋作さんのヴォーカル良かったのに。
っていうか、この配信サイトを見ただけでも「ヘヴィかつムーディー、神秘的な女性Vo」っていうバンドが結構いたので競争激しいぞ。これ系のバンドはヴォーカルの魅力で良し悪しが左右されるから、声だけで一発で分かるとか個性を確立しないと頭一つ飛び抜けるのはなかなか厳しい。めちゃめちゃ歌が上手いか、そうじゃなきゃめちゃめちゃ美人だとか(笑)。

■殻(一番上の写真も)

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■101A

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↑チューニング中は動きが止まってるので撮りやすい(笑)。

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↑最後はこんな風にジミヘン張りに床に寝ころんでしまう激しさだったのであった。

殻の方はピンぼけ写真ばっかで、101Aを撮る頃には少しは慣れてきたか。でもいまいち写真ばっかだ。

Boris@下北沢Shelter

2005年12月17日
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ほとんど1年半ぶりの東京里帰り!んで、Borisのワンマンライブを下北沢Shelterに見に行ってきたぞ!いや~、東京でのライブは久し振りだ。下北沢の街はゴチャゴチャしてるけど、やっぱ活気があっていいな。名古屋にもこういう街がないものか。

ライブ前は音楽友達とお茶してたので、開演時間直前になってShelterへ。中に入ったら、もうものすごい寿司詰め状態!告知されてたライブはこれだけだったからそれなりに混むとは思っていたが、こんなにギュウギュウとは思わなかった。妊娠8ヶ月でこの激混みライブ、赤ちゃんごめん(汗)。とりあえず入り口付近に立つが、ステージがよく見えないよ~。

入って少し経って、いよいよBoris登場!アルバムは「あくまのうた」を持ってるけどライブを見るのは初めてなので、ワクワク初体験。スモークがたくさん焚かれて、メンバーはほとんどシルエットしか分からないような状態。最初の方の曲はニューアルバム"Pink"からのもののようだったが(まだ聴いてないんですが)、フィードバックノイズを多用した「実験的」みたいな感じのが多い。
だんだん中盤に行くに連れてリズミックな曲が増えてきて、観客は嫌でも盛り上がる!とは言っても暴れるような感じでもなく礼儀正しくノリノリという盛り上がり方なので、デカ腹でもそんなに危険は感じなかった。ほっ。
「あくまのうた」の印象だともっとスラッジな感じなのかな、と思ってたけど、意外と正統派ヘビーロックというか。いや、正統派という言葉はあまりあってないな。ぶっとくてウルトラヘヴィな、ちょっとMelvinsのような印象も。演奏もかっちりしてて、やっぱかっこいいわ。こういう骨太なバンドはライブも見応えがある。

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↑Vo/BのTakeshi。ベースはダブルネックだった。ちょっといい男♪

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ギターのWata。クールな女性であります。ドラムはAtsuoという人らしいのだが、なんせ人が多くて後ろまで見えなかった(^^;

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↑最前のこのデッカい外人が邪魔(^^; どの写真にも入ってたよ~。

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↑途中から元Atomic Fireball(!!!!!!!)のベースの人が参加して、4人編成に。さらに重戦車のような演奏に。4人で演奏することは珍しいみたいで、ラッキーだった♪しかもAtomic Fireballなんて~!ああ、Scalene(元Atomic Fireball)はもう消滅なのか。死ぬほどかっこよかったのに。

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あまりに混んでてドリンクも飲めなかったが、久々に東京に住んでた頃のような「良質アンダーグラウンドのライブを見た!」という充実感だった。
ちなみに、2月4日に新宿Loftでまたライブをやるらしい。「WIZARD'S CONVENTION VOL.2-Japanese Heavy Rock Showcase-」というイベントで、アメリカからAcid Kingというバンドも参加するらしい。東京に住んでる恵まれた皆さん、いいなぁ。あ~、やっぱライブの充実度は名古屋は全く東京に比べようがない!くそ~!
ってか、今回のライブを最後に、もう当分お預けだ。いい胎教になったでしょうか。
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